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interview002-ティー・ワイ・オー インタラクティブデザイン

2024.4.25 THU

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株式会社
ティー・ワイ・オー インタラクティブデザイン


森本研二さん代表取締役社長/CEO

森本研二
(もりもと・けんじ)




こんな人と働きたい!
■コミュニケーション能力がある方
■いろんな意味でおもしろい方
■先を読む力を備えた方


技術知識よりも表現力。
「自分のおもしろさ」をカタチにして、
人に伝えていく仕事です

コストコントロールのできる方であり、
自信をもって企画を出せる方が欲しい


――ティー・ワイ・オー インタラクティブデザインが手がけてきた作品には、いずれもユニークなアイデアが反映されていますが、どのような視点から制作を行っているのでしょうか?

森本 当社はインタラクティブコンテンツの制作会社。Webや映像を表現方法のひとつとして「伝えたいメッセージを伝えるための最良のコミュニケーションをデザインすること」、「コミュニケーション自体に“手触り感”が残るデザインをすること」という視点から制作を行っています。

そういった意味ではCASIOのG'z Oneは、前述のスタンスが反映された作品だと思っています。また、心がけているのは、100%のものを求められたら、120~130%のものをつくること。そのプラスの部分が会社のブランド力になっていきますからね。

――さて、今回の募集職種についてお聞かせください。

森本 プロデューサーとクリエイティブディレクターの2職種を募集します。当社は国内外のパートナーとコンテンツをつくっており、僕らはプロデュースの部分と企画の部分を主としています。

クリエイティブディレクターについては、極論ですがFlashのつくり方を知らなくても十分です。もちろん企画を実現するうえでは技術知識が必要ですが、当社のクリエイティブディレクターでもFlashを勉強中という人もいますから、入社後に学んでいただいても遅くはありません。

また、プロデューサーは専門的な知識よりも、統率力が求められます。でも、いちばんは企画力。世の中の動向をしっかりと見据えながら、自信をもって企画することです。求めるのはおもしろい方。そして、そのおもしろさを相手に伝えられる“モノ”に変えることができる方です。

――どんな経歴の方が望ましいでしょうか?

森本 前職でコストコントロールに携わっていた方が理想かなと思います。この仕事は時間が長く、予算も限られているケースが多いのですが、コストのかけ方はアイデアひとつで変わるものです。

たとえば、建築や設計をしていた人がいいかもしれませんね。住宅は土地面積、形、街並み、家族構成からお客様の理想の家を形にしますよね。僕たちの仕事もそれに近いんですよ。ただ、広告の色合いが強いので「数ある看板の中でどう目立たせるか」、「どのように話題性をもたせるか」が大事になってきますから、発想力も必要です。

大切なのは言葉のキャッチボール。
面接ではコミュニケーション能力を重視


――どのような資質を備えている方が理想ですか?

森本 僕はサッカーをやっていますが、サッカーも仕事も“複数の人数で何かひとつのことをやり遂げる”というチームプレー。ゴールが決められるのは、周りがいてくれるからこそだと思っていますし、強いチームは個人の強みを上手に使っているから強いと思うんです。ですから協調性も必要ですし、自己主張も必要だと思っています。

また、クライアントさんには、要望をはっきりと伝えてくださる方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。大事なのは言葉のキャッチボール。僕は面接時にコミュニケーション能力をいちばん重要視しています。

――ティー・ワイ・オー インタラクティブデザインではどんな経験ができるでしょうか?

森本 当社は海外の優秀なプロダクションとパートナーシップを結んでおり、彼らと一緒に仕事をする場合もあるほか、「たとえば、海外のこのアートディレクターに仕事を頼みたい」という希望も実現しやすい環境が整っています。

ですから、英語力があればあるほど海外との仕事に近づきますし、そのサポートの一環として英会話教師が社員として常駐しています。そのほか、エクスチェンジプログラムという海外への留学制度も採用しており、社員のスキルアップに大きく役立っています。

――応募の際に気をつけておきたいポイントは?

森本 応募は自分のプレゼン。履歴書や職務経歴書を真面目に書くのもいいですが、過去に制作したおもしろい作品などを僕たちにうまく伝わるようにまとめていただけるとうれしいですね。

――今後はどういう人材が求められるでしょうか?

森本 Webに限らず、仕事は人から人へ発注されるものです。そこには必ず“個人”がいるわけで、今後は「何をやりたいかわからないけど相談してみようか」という案件も増えてくると思うんですね。

そこで大切なのが『先を読む力』と、『発注側との緊密な信頼関係』なんですよ。特に“だれに頼めばいいのかわからない”という視点から見ると、この価値は非常に高くなってきます。そういった力を備えた人が活躍している会社はいい仕事ができるでしょうね。


(取材・文:まつもとひろゆき)



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