応募書類・つくり方のポイント | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて
履歴書・職務経歴書・作品集 採用される応募書類のつくり方 タイトル画像

このコーナーでは、Web業界でのクリエイティブ職の就職・転職を成功させるため、応募書類(履歴書・職務経歴書・作品集など)のつくり方にスポットをあてて紹介しましょう。未経験者の方でも、ご安心ください。初めての業界であっても、前職でどのような仕事をしてきたか、その経験をどう活かそうとしているか……そういった前向きな姿勢がアプローチできる書類のつくり方をみていきましょう。


履歴書

どんな就職や転職でも、まず必要なのは「履歴書」。企業はこれを基にあなたを判断していきます。「簡潔に見やすく、ていねいに書くこと」や「写真はスナップ写真やスピード写真ではなく、写真店でちゃんと撮ったものを」など、一般常識として知られていることは、ここではあえて触れません。異業種・異業界からの転職でも通用する、気をつけるべきポイントを紹介しましょう。


POINT1 職歴欄には具体的な職務内容まで書きこむこと
履歴書と同時に職務経歴書を提出する場合、具体的な職務内容は職務経歴書に書いてあるから履歴書は概略で大丈夫……と思いがち。しかし、応募人数が多い企業などでは、書類選考時に履歴書の内容次第で職務経歴書までは見てはくれない場合もあります。職歴欄には、「会社名」「配属部署」「職務内容」は必ず書くようにしましょう。場合によっては実績を簡単にまとめるのもよいかもしれません。


POINT2 抽象的な志望動機はやめよう
「御社の将来性に魅力を感じました」など、通りいっぺんの志望動機はいけません。「なぜこの会社なのか」「なぜ未経験のこの職種を希望するのか」をできるだけ具体的に掘り下げて書いていきましょう。その際、異業種からの挑戦であっても、「コミュニケーション能力の高さ」「問題解決能力の高さ」などアピールできるポイントはあるはずです。




職務経歴書

転職活動の際、自分のスキルや経験をアピールするのが、「職務経歴書」。業務内容ごとに経歴をまとめる「キャリア方式」のまとめ方をおすすめします。どんなことを経験してきたかを中心にまとめるので、企業側が知識、経験、能力を判断する具体的資料となります。さらに「未経験の職種に挑戦する」ということについて、自分なりの理由を明確にしておく必要があります。


POINT1 前職の会社概要はていねいに!
社名だけではどういった会社なのかが、わかりにくいケースも。事業内容は簡潔にわかりやすく書いていきましょう。

POINT2 職務経歴はより具体的に!
履歴書同様、職務経歴は具体的にまとめていきます。さらに一つひとつの業務内容について、代表事例、成果まで踏み込んで書けるとベストです。また、担当していたクライアントがある場合は、具体的な社名なども、差し支えなければ記入すると良いでしょう。

じょうずな職務経歴書作成のポイント解説図(1) 職務経歴書作成のポイント解説図(2)
目を引き内容がキチッと伝わる職務経歴書作成の一例(画像:マスメディアン提供)




作品集(ポートフォリオ)

デザイナー、アートディレクター、フラッシャーなどの職種を希望する場合、提出を求められるのが、作品集(ポートフォリオ)です。未経験者の場合は、仕事の実績として作品集をまとめることができませんが、その場合は、個人作品、公募作品、個人サイトなどをまとめる形でかまいません。公開サイトである場合は、URLも併記していきましょう。自分のスキルをきちんとプレゼンテーションできる人かどうか、採用担当者はチェックしています。

POINT1 作品集自体のまとめ方も要チェック!
基本的には「見やすく、きれいに」つくっていきましょう。また、作品集自体のまとめ方も、センスが問われています。奇をてらうことなくオリジナリティあるデザインで、採用担当者の気持ちに立ってまとめていきましょう。

POINT2 自信作をトップに!
採用担当者がいちばん印象に残る部分が、最初の部分。自信作は、迷わずトップに持ってきましょう。「どれが自信作かわからない……」などと迷う場合は、信頼のおける先輩などに、作品集自体を客観的にチェックしてもらいながら、作っていきましょう。


パッと目を引く作品集作成のポイント解説図
クリエイティブな職種の応募では、作品集(ポートフォリオ)は履歴書と同じように重要だ(画像:マスメディアン提供)
twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて

この連載のすべての記事

アクセスランキング

8.30-9.5

MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在