日々のデザイン現場で発生する問題・難題を解決します!
WEB制作トラブル速戦即決術! 第1回
[TROUBLE 04] |
外部SWFファイルを読み込むとき きちんと変数が参照されない |
文=岡 祐一郎(okanasen.net)
A. |
ターゲットパスや参照を相対指定で設定する |
外部SWFファイルを読み込もうとして、ファイル作成時にルート(le vel0)に設定した変数や定数、ムービークリップなどを使用する場合があるだろう。特に、深い階層の場合などでは簡単に「_root.〜(変数名など)」で使うことができる。しかし、このような使い方をしていると、外部SWFファイルとして読み込まれたときに変数を参照できなくなり、元のSWFのルートを参照してしまうので、気をつけておきたい。相対指定で参照しよう。
外部SWFファイルを読み込むSWFのスクリプト。読み込むSWFはマウスの現在位置を縦と横のラインで表し、x、y座標を表示している。読み込み位置は「x=100ピクセル」、「y=100ピクセル」で読み込んでいる。この位置の座標が不具合の差になる
ムービークリップ階層下に、縦ラインと横ラインのムービークリップを設置する。縦と横のライン位置はルートの座標で決めている。これを読み込むと、読み込み先のルートの座標で縦横のライン位置が決まるので不具合が出る。解決するには相対指定をすればよい
相対指定であれば左図のように正しく表示される
[INDEX]
>>> [TROUBLE 01]文字拡大で入力フィールドのテキストだけ大きくならない
>>> [TROUBLE 02]MacでつくったデザインをWindowsで見ると色味が異なる
>>> [TROUBLE 03]配列やJSON形式を使用したときIEだけ正しく動かない
>>> [TROUBLE 04]外部SWFファイルを読み込むとき、きちんと変数が参照されない
>>> [TROUBLE 05]PHPのコンテンツに余計なバックスラッシュ(\)が挿入される
>>> [TROUBLE 06]Webサイト制作を進める途中でナビゲーション構造が破たんした
『web creators』の情報はこちら!>>>