TROUBLE 17 PHPファイル内にXML宣言を入れるとエラーが出てしまう | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

TROUBLE 17 PHPファイル内にXML宣言を入れるとエラーが出てしまう

2024.4.20 SAT

【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて

日々のデザイン現場で発生する問題・難題を解決します!

WEB制作トラブル速戦即決術! 第3回


[TROUBLE 17]
phpトラブル
PHPファイル内にXML宣言を
入れるとエラーが出てしまう

文=黒須信宏((株)クロスデザイン)

A. short_open_tag設定を変更する

PHPコードを記述する際、PHP設定ファイルの「php.ini」の中にある「short_open_tag」をOnにしておくと<? 〜 ?>でもPHPコードとしてサーバに認識させられる。これで記述を簡略化することが可能だが、XML宣言も<?xml〜であるため、PHPファイル内にXML宣言があると、その部分がPHPエラーとして認識される。その場合、short_open_tagを「Off」にすれば、確実にエラーを解消できる。

PHPファイルにそのまま記述するとエラーになる場合があるXML宣言
PHPファイルにそのまま記述するとエラーになる場合があるXML宣言

拡張子を.phpとして実行したときのエラーメッセージ。php.iniの「display_errors」を「On」にしておくとメッセージが表示され、「Off」では白紙のページに見える

拡張子を.phpとして実行したときのエラーメッセージ。php.iniの「display_errors」を「On」にしておくとメッセージが表示され、「Off」では白紙のページに見える
拡張子を.phpとして実行したときのエラーメッセージ。php.iniの「display_errors」を「On」にしておくとメッセージが表示され、「Off」では白紙のページに見える

通常記述
PHPの通常記述とshort_open_tag記述。通常はshort_open_tagを「On」にしておくとこのように簡略な記述ができて便利だ
short_open_tagがOnの場合
PHPの通常記述とshort_open_tag記述。通常はshort_open_tagを「On」にしておくとこのように簡略な記述ができて便利だ
PHPの通常記述とshort_open_tag記述。通常はshort_open_tagを「On」にしておくとこのように簡略な記述ができて便利だ

拡張子を.phpとして実行したときのエラーメッセージ。php.iniの「display_errors」を「On」にしておくとメッセージが表示され、「Off」では白紙のページに見える
PHP設定ファイルのphp.iniの83行目前後にある「short_open_tag」を「Off」にしてサーバを再起動することで<?xml〜がPHPとして認識されなくなり、エラーが解消できる

short_open_tagをOffにできない場合などは、XML宣言をPHPコードの中に入れ、printで出力することで回避可能だ
short_open_tagをOffにできない場合などは、XML宣言をPHPコードの中に入れ、printで出力することで回避可能だ

[INDEX]
>>> [TROUBLE 12]padding-topの値がIE 6とIE 7だけ倍になってしまう
>>> [TROUBLE 13]取得・移管したドメインがいつまでも有効にならない
>>> [TROUBLE 14]URLに日本語を指定するとページが正常に表示されない
>>> [TROUBLE 15]IE 6のみでサイドメニューに余白が発生してしまう
>>> [TROUBLE 16]Flashのレイヤーが増えてしまい見づらくなってしまった
>>> [TROUBLE 17]PHPファイル内にXML宣言を入れるとエラーが出てしまう


『web creators』の情報はこちら!>>>

twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて

この連載のすべての記事

アクセスランキング

8.30-9.5

MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在