第18回 STEP 4 位置情報からイベント情報を取得してみよう | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

第18回 STEP 4 位置情報からイベント情報を取得してみよう

2024.4.20 SAT

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 STEP 4 位置情報からイベント情報を取得してみよう

ふたつ目のAPIであるevent_searchNear APIメソッドを使ってみよう。このAPIは、経緯度情報を渡すことで、その付近のイベント情報を取得することができる。event_searchNear APIは、イベントリスト取得APIとは違って、さまざまなパラメータを渡すことができる。具体的には位置検索用パラメータ[20]、データ抽出用パラメータ[21]、結果用パラメータ[22]を渡すことが可能だ。パラメータは、大文字から始まっているが小文字でも同じように指定することができる。

event_searchNearメソッドの取得結果はイベントリストの取得結果と同じなので、同様の処理でイベント情報を表示することができる。今回のプログラムでは、event_searchNear APIメソッドで指定できるパラメータを入力と選択できる画面にしてある[23]。画面が複雑になってしまっているが、今回はAPIの使い方を解説しているため、あえてこのような画面にしてある。実際にWebアプリケーションで使うときには、それぞれの用途に合った画面にしてほしい。

位置情報を知る方法には、Google Maps、Yahoo!地図などの地図サービスや、携帯電話から位置情報をWebアプリケーションへ送信するなどの方法がある。試験的に実行するのであれば、APIのドキュメントでサンプルとして掲載されている[24]のURLにアクセスしてみるといいだろう。ただし、現在はSearchRangeを1500m以上にしないと該当するイベント情報がないので注意しよう。event_searchNear APIでは、事前にどの位置情報にどのくらいイベントリストが登録されているか取得することができないため、このAPIを使うときにはまずSearchRangeを3,000mしてイベントリストを取得しよう。そのあと徐々にSearchRangeを絞っていくという使い方をするといい。




[20]位置検索用パラメータ



[21]データ抽出用パラメータ



[22]結果用パラメータ



[23]event_searchNear APIの入力画面



[24]event_searchNear APIの試験的なURL


[INDEX]
>>> STEP 1 東京アートビートとは
>>> STEP 2 東京アートビートAPIの使い方
>>> STEP 3 イベントリストを取得してみよう
>>> STEP 4 位置情報からイベント情報を取得してみよう
>>> STEP 5 東京アートビートAPIの応用例


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