全体の流れを大まかに構築する
まず大まかな流れを構築する。ポーカーゲームのように、プレイ中にさまざまな局面(BET待ち、DEAL待ち、CHANGE待ちなど)が存在するゲームでは、流れを初期段階でチェックしておかないと、演出などを加えたあとでの流れの修正が非常にやっかいになる。各局面での画面表示や操作可能項目を想定し、フロー図を書くなどして矛盾や漏れがないようにしよう。
フロー図に基づいて、必要となる関数を用意する。詳細なスクリプトは記述せずに、日本語で処理内容だけを書くと理解しやすい。なお、ゲーム画面のリセットを初期化時ではなくBET時に行うのは、一連の流れを終え連続してプレイする際に、BETボタン押下のタイミングで画面をリセットするためだ。STARTボタンを用意しなくてもスムーズに連続プレイができる。一般的に連続プレイ時の先頭の処理は、フローの作成でもっとも注意すべき個所だ。