Works Case | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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Works Case 01
“自分だけの”楽しみを提供することを考える




ユーザーのカスタムデザインが可能なplay > smart。自由にデザインしたあとはすぐに走らせて楽しめるシンプルな設計

play > smart
www.playsmart.jp/
クレジット CL:メルセデス・ベンツ日本(株)/AG:(株)電通、(株)電通テック


メルセデス・ベンツ日本のマイクロコンパクトカー「smart」のプロモーションコンテンツは、ユーザー自身がオリジナルデザインのsmartをつくり、走らせることができる。オリジナリティの高い車ゆえに、コアなファンが多かったプロダクツであるが、「その楽しさをまだ知らない人にも伝えたい」という想いでクリエイターとともにコンテンツに落とし込んだ。当初2Dで表現したいというクライアントの意向に対して3D表現を提案。3D化することで、まさにリアルなカスタムsmartをデザインでき、ナンバープレートや各国のステッカーなど細かいパーツにもこだわることでユーザーの所有感を刺激する。デザインしたsmartは走らせることでレベルアップしレベルに合わせたデザインパーツが入手できる。またコースで走行した跡は一筆書きのデザインとなり、オリジナル壁紙に。さらにオリジナルデザインのsmartがペーパークラフトにできるなど、所有感と走らせたい気持ちをすべて満足させるコンテンツ。
コンテンツのこだわり
■カスタマイズなどの仕掛けで“自分だけの”所有感を刺激する
■レベルアップやコース追加によって何度も訪れるきっかけをつくる
■コンテンツをシンプルにそぎ落とし参加する敷き居を下げる


Works Case 02
素材をより魅力的に見せる方法を考える










ゆる系キャラと温かみあるラインで描かれたマップで、山形の魅力を自然に伝えるコンテンツワーク。左下がシールで右下が「けろ班長」のうちわ
©NHK
NHK山形放送局 山形ロケMAP「みてけろ」
www.nhk.or.jp/yamagata/mitekero/
クレジット 制作依頼:NHK山形放送局


クライアントからの依頼は、当初山形の地図に放送番組をアーカイブし、山形の魅力を訴求するコンテンツを展開したいというもので、番組コンテンツを中心としてクールなインターフェイスが求められた。しかし、山形らしさとユーザーに見てもらうモチベーションを上げるためにはまったく逆のアプローチが必要と考え、方言の温かさから 「みてけろ」というキーワードと、それから連想する「 かえる」のアイコンを発想する。そこからシンプルなラインで描かれたキャラクターを生み出し、ロケ番組をレポートするというストーリーを展開した。シンプルな操作性を目指し、直感的にマップを操作することで番組情報へとズームするほか、ジャンル・季節という検索軸を用意している。さらに 「けろ班長」のパペットを制作することで、運営者自身が 「けろ班長」とともにコンテンツを更新するというモチベーションを喚起している。キャラクターの「けろ班長」はWebサイトの枠を超え、NHK山形放送局の販促グッズにも採用された。
コンテンツのこだわり
■デザインも操作性もインターフェイスはあくまでもシンプルに
■山形という土地柄の魅力をそのまま表出させる
■キャラクターとともに成長するコンテンツ展開


[INDEX]
>>> 結果を残すクリエイターの姿勢と仕事の進め方(前編)
>>> 結果を残すクリエイターの姿勢と仕事の進め方(後編)
>>> Works Case
>>> Creative Item

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