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プロとして恥ずかしくない 新・写真補正の大原則

プロとして恥ずかしくない 新・写真補正の大原則

高嶋 一成 著/内藤 タカヒコ 著/村上 良日 著/渡辺 美岐 著/吉田 浩章 著/長井 美樹 著
定価 2,750円
(本体 2,500円+税10%)
※電子書籍の価格は各販売ストアにてご確認ください。
発売日 2015-12-18
仕様 B5変形判/224P
ISBN 978-4-8443-6558-7
本書は、写真・画像の補正の工程・環境・基本的な考え方と手法の基礎から、実践的・具体的なテクニックまでをまとめた解説書です。本当の意味での正しい補正作業を行うには、たとえばモニターのキャリブレーションの取り方やソフトウェアのカラー設定、色空間の違いによる再現色の変化や解像度による画像サイズの変化などに気を付けなければなりません。基本調整から画像加工へと進めていく過程では、具体的な機能のオペレーション方法よりも、「考え方」がとても重要になります。この「考え方」を理解した上で、あるひとつのソフトウェアに慣れてしまえば、より幅広い調整が可能となるでしょう。本書は、補正作業の流れから、初期設定、画像データの特性、補正の考え方と手法、よく使うPhotoshopの機能などの写真補正の基礎知識と、被写体・シーン別33例の写真補正ケーススタディとで構成されています。画像を美しく仕上げることを前提としたたくさんの事例を用意しています。その中からポイントとなる部分を汲み取って、実際の仕事やオリジナリティ溢れる作品づくりにぜひ役立ててください。

■ページ見本










目次

■CHAPTER 1 写真補正の基本
01 写真補正を行う前に
02 初期設定 モニターキャリブレーション
03 初期設定 ソフトウェアのカラープロファイル
04 レンズプロファイルの設定
05 画像の解像度
06 画像の拡大・縮小
07 画像データの種類
08 アプリケーションの関係
09 色調補正の基本
10 ホワイトバランス
11 ヒストグラム
12 レベル補正
13 トーンカーブ
14 色相
15 彩度
16 HDR(ハイダイナミックレンジ)
17 明るさ・コントラストと露光量
18 現像モジュールをRAW現像以外に利用する
19 モノクロ画像
20 選択範囲のコントロール
21 レイヤー
22 スマートオブジェクト
23 変形
24 よく使うフィルター

■CHAPTER 2 風景
01 記憶色に基づいて鮮やかな紅葉に
02 遠景をくっきりと見せる
03 曇りの日を晴れの日に
04 水面を美しく見せる
05 ガラス越しの風景をクリアに

■CHAPTER 3 街並み・建物
01 空と建物を別々に補正する
02 ビルの遠近感を修正する
03 暗い日陰をはっきり見せる
04 暗くなった室内を明るくする
05 夕暮れ時を昼間のように明るく

■CHAPTER 4 人物
01 ニキビを消してなめらかな肌にする
02 人物の顔色を明るく見せる
03 カーリーヘアの人物を切り抜く
04 服のシワやたわみを調整する
05 手を血色よくきれいに見せる
06 赤ちゃんの肌をよりやわらかく見せる

■CHAPTER 5 夜景
01 ぶれた夜景をくっきり見せる
02 夜景のライトアップをより幻想的に
03 暗すぎた夕焼けを鮮やかに
04 ネオンを輝かせて印象的に

■CHAPTER 6 花
01 実際の花の鮮やかさに近づける
02 室内撮影で暗くなった花を明るく
03 白い花を美しく見せる
04 変色した花を美しく
05 花飾りをつくる

■CHAPTER 7 モノ
01 色かぶりをトーンカーブで補正する
02 布にやわらかさを加える
03 グラスの水滴を増やす
04 宝石を輝かせて質感を高める
05 ケーキをおいしそうに見せる
06 指紋を消す
07 物撮り画像を切り抜いて影を付ける方法
08 足りない背景を付け足す

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