FEATURE ARTICLE 1
CDジャケット90年代狂騒史
ミュージシャンの世界観を視覚化するCDジャケット。CDの売り上げのピークを迎えた90年代は、CDジャケットのデザインも大きな変革の時期でした。
本特集では90年代のCDジャケット文化を総括しつつ、同時に現在の音楽パッケージのトピックに関しても検証。CDジャケットの〈これまで〉と〈未来〉を取り上げていきます。
90年代を象徴するCDジャケット
宇多田ヒカル『First Love』やMr.Children『深海』など、90年代を象徴するCDジャケットの制作の裏側を関係者に取材。
年別オリコントップ10で振り返るCDジャケット100枚+α
90年代の年別アルバムランキングのトップ10のCDジャケットについて、アートディレクター/デザイナーの木村 豊[Central67]とその変容を振り返ります。〈各年10枚×10年分=計100枚+α〉
CDジャケットを変革したアートディレクター/信藤三雄
松任谷由実やMr.Childrenなどのメジャーアーティストや、渋谷系と呼ばれていたアーティストのアートワークなどを手がけ、CDジャケットを一つのカルチャーにまで押し上げたアートディレクターの信藤三雄氏に当時を総括して頂きました。
CDジャケットを変革したアートディレクター/宮師雄一
90年代中頃からメインストリームのCDジャケットのデザイン性は飛躍します。その方向性を決定付けたのが当時タイクーングラフィックスを主宰していたアートディレクターの宮師雄一氏。300万枚を超えるトリプルミリオンのジャケットは、いかに生み出されたのか? 同氏に伺いました。
90年代のロッキング・オン・ジャパン
音楽誌はもちろん日本のカルチャーにも多大な影響を与えている音楽雑誌「ロッキング・オン・ジャパン」。現・ロッキング・オン・ジャパン総編集長の山崎洋一郎氏に、同誌の90年代のビジュアルの変遷を取材。
これからのCDパッケージを考える1/複数形態のCDパッケージ
日本を代表するロックバンドのスピッツは、2013年のアルバム『小さな生き物』から複数形態でのCD発売を展開。それまでは基本的に1形態でのリリースだったスピッツがなぜ複数形態に至ったのか。スピッツのディレクター竹内 修氏に同バンドのCDを軸に話を伺いました。
これからのCDパッケージを考える2/乃木坂46&欅坂46から見るSNS時代のジャケ
SNS時代のCDジャケットとは? 乃木坂46と欅坂46を手がけるソニー・ミュージックレーベルズの今野義雄氏にインタビュー。
これからのCDパッケージを考える3/通常盤だけの宇多田ヒカル『Fantôme』
発売前の注目度も高かった宇多田ヒカルの最新作『Fantôme』のCDは、昨今のメジャーシーンの発売形態では珍しい通常盤1仕様のみでリリース。ここでは同作に注目してこれからのCDのあり方を検証。執筆は音楽ジャーナリストの宇野維正氏。
実写やアニメーションなどの分野で知られるビジュアル・エフェクト。「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」などの視覚効果演出のことを指します。
本ムックでは、アニメにとどまらず、イラストや漫画なども含め、エフェクト表現=「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」の描き方、楽しみ方を解説・紹介していきます。エフェクトの名手たちのインタビューも充実。エフェクトに興味がある人なら保存版のムックです。