エプソンダイレクト、ノートPCでバッテリー発火の恐れ 無償交換へ
エプソンダイレクト、ノートPCでバッテリー発火の恐れ 無償交換へ
エプソンダイレクト(株)は9月13日、同社が2008年10月から2010年7月まで販売したノートPC「Endeavor NJ3100」に搭載したバッテリーパックの一部製造ロットにおいて、製造上の不具合で発火に至る可能性があることが判明したと発表した。
発表によれば、該当するのは同社が2008年10月から2010年7月まで販売したノートPC「Endeavor NJ3100」に搭載したバッテリーパックのうち、バッテリーパックの製造ロット番号が847、851、902、903のもの。対象数は2009個としており、この中には「Endeavor NJ3100」に搭載したものと、オプション品として提供している「NJ3100/NJ3100E用標準バッテリー BT3203-B」が含まれる。
理由について同社では、2008年11月から2009年1月に製造されたバッテリーパックの一部において、バッテリーパック内部の制御基板製造時に部品実装の誤りがあり、制御基板において異常状態を検出した際に保護回路が正常に機能せず、制御基板が発火し、火災に至るとしている。
同社では、当該特定ロットのバッテリーパックの無償交換(リコール)を実施するとし、交換対象のバッテリーパックが搭載されたノートPCを使用しているユーザーは、交換が完了するまでの間、バッテリーパックをはずし、ACアダプターを接続した状態で利用するよう呼びかけている。同社ではロットの確認方法等や特別対応窓口の連絡先を記載した特設サイトを用意し、情報提供を行っている。
Endeavor NJ3100およびNJ3100/NJ3100E用標準バッテリー BT3203-B
重要なお知らせ|Epson Direct Shop
URL:http://shop.epson.jp/html/begin.do?fn=IMP_NOTICE_100913A
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2010/09/14