絵本塾、米ニューヨークタイムズ紙が選んだ名作絵本のiPhoneアプリ
絵本塾、米ニューヨークタイムズ紙が選んだ名作絵本のiPhoneアプリ
(株)絵本塾出版は、1988年に米ニューヨークタイムズ紙が選ぶ世界の絵本ベストテンのひとつとなった手島圭三郎・絵/文『おおはくちょうのそら』のiPhoneアプリ「はくちょう」をリリースした。
『おおはくちょうのそら』は、1983年に福武書店から出版され、2001年にリブリオ出版から復刊された版画絵本。同アプリでは絵本を見ながら、音楽と日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語の朗読が楽しめる。文は日本語字幕のみ。北の国に帰ろうとするオオハクチョウの家族。しかし、病気で空を飛ぶことのできない子どもがいる。旅立ちの日は近づいてくるのだが……。美しい描写と表現で手島作品の中でも著名な作品となっている。
作者の手島圭三郎氏は、1935年紋別市生まれ。北海道教育大学卒業後、教員を経て版画家として独立。1982年に『しまふくろうのみずうみ』でデビューし、この作品で絵本にっぽん賞。1985年には『カムイチカプ』厚生省児童文化福祉奨励賞、1986年『きたきつねのゆめ』ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、1987年と1988年には連続してニューヨークタイムズ紙選世界の絵本ベストテンに選ばれている。1997年には『おおはくちょうのそら』でドイツ児童文学賞絵本部門・ノミネート賞
はくちょう
「はくちょう」(iPhone/iPod touch/iPad対応ユニバーサルアプリ、600円 ※2011年3月10日まで発売記念350円)
【iTunesが開きます】
※価格は記事執筆時点のもので、変動する可能性があります。ご了承ください。
2011/02/14