NTTコムがアジア主要都市をつなぐ光海底ケーブルの運用をスタート
NTTコムがアジア主要都市をつなぐ光海底ケーブルの運用をスタート
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(NTTコム)は、マレーシアのTelekom Malaysia社、フィリピンのPLDT社、シンガポールのStarHub社と共同で建設を進めてきた高信頼・低遅延の大容量光海底ケーブル「Asia Submarine-cable Express」(ASE)の運用を2012年8月20日(月)より開始する。
ASEは地震や台風などを原因に頻発した台湾南沖バシー海峡付近でのケーブル故障回避を考慮すると同時に、日本からシンガポール間のケーブル敷設距離を最短ルートで設計したもので、より信頼性の高い低遅延の光海底ケーブル。アジア域内の保有ケーブル容量を強化するとともに、複数のケーブルルートを保有することで冗長性を確保するという。