電子書籍を未読の人の半数が「読める端末を持ってないから」と回答-MMD研究所調べ
電子書籍を未読の人の半数が「読める端末を持ってないから」と回答-MMD研究所調べ
MMD研究所は15日、「電子書籍に関する利用実態調査①」の第2弾として、電子書籍を読んでいない369人の回答を発表した。対象者は20歳~49歳の男女673人で、調査期間は2013年1月30日~2月1日。
今回の調査対象者は、「電子書籍を読んだことがない」(244人)と「試しに読んだ程度」(125人)を合わせた、電子書籍を読んでいない369人。
発表によると、電子書籍の利用意向についての質問には、35.7%が利用したいと回答し、年代別には30代(125人)が最多で40.8%だった。
発表によると、電子書籍の利用意向についての質問には、35.7%が利用したいと回答し、年代別には30代(125人)が最多で40.8%だった。
電子書籍を一度も読んだことが無い人(244人)に、その理由について質問したところ、「電子書籍を読める端末を持っていないから」が50.0%と最も多かった。2位は「紙の書籍のほうが好きだから」が33.6%となり、根強い紙の書籍への支持が伺える。3位は「電子書籍は読みづらそうだから」が27.9%という結果となった。
そのほか、電子書籍を今後利用したい人は、タブレット端末(53%)もしくはスマートフォン(45.5%)で読みたいという回答が多かった。また、読んでみたい電子書籍のジャンルは1位「小説・文芸書」(71.2%)、2位「雑誌」(47.7%)、3位「コミック」(40.2%)という結果になった。