アートによる継続的な被災地支援を目的とした「ART GIVING Project」始動
アートによる継続的な被災地支援を目的とした「ART GIVING Project」始動
アートギビングプロジェクト実行委員会は、被災地支援システム「ART GIVING Project」を発足し、活動を開始した。これは、東日本大震災の被災者に対し、クリエイターが自らのプロフェッショナリティを発揮することで“継続的な支援”を行えることを目的としたプロジェクト。第一弾として、フォトグラファーやビジュアルアーティストたちの作品提供によるストックフォトサービス「Stock ART GIVING」がスタートしている。
アートギビングプロジェクト実行委員会は、ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパン合同会社および株式会社アマナイメージズが、被災地支援団体「ふんばろう東日本支援プロジェクト」とともに立ち上げ、継続的な支援体制の構築を目的としている。ロゴマークは渡邉良重氏(KIGI)によるオリジナル・デザインで、「アートが支援の種となり、さらにアートを使用する人が栄養分となり、支援の花が咲いて被災地へ届ける」との願いが込められたもの。作品を提供した作家/使用者/企業など、参加者にはこのマークが進呈される。
プロジェクト第一弾の「Stock ART GIVING」は、アーティストから提供された画像データを、ストックフォトサービス「amanaimages.com」のシステムを活用した専用サイトで販売するサービス。使用料は3〜5万円ほど(用途や期間、印刷部数などにより異なる)を目安とし、作品使用料(一部を除く)が支援金として被災地支援に役立てられる。