ネットバンキングの不正送金被害は3億円以上、IDとパスワード管理の徹底が急務
ネットバンキングの不正送金被害は3億円以上、IDとパスワード管理の徹底が急務
一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は、「インターネット利用における基本的なウイルス対策の実施のお願い」を公開した。
ネットバンキングのアカウント情報が第三者に不正に取得・利用され、他人名義の銀行口座に不正送金を行う事案が多発している。平成25年度の1月〜7月の被害状況は398件で被害総額は約3億6000万円に達している。また、ネットバンキング以外でも不正アクセスが多発している状況だという。
この不正アクセスを未然に防ぐため、基本的なウイルス対策や適切なIDおよびパスワード管理の徹底が必要だと呼びかけている。同一のIDやパスワードを使い回すことは、パスワードを忘れてそのサービスを利用できなくなる可能性を低くしてくれるが、ひとたび情報が盗まれてしまうと他のサービスも不正に利用されるリスクや、サービスに登録している個人情報などが盗まれるリスクが高まるためだ。
特に、クレジットカード情報などが登録されているサービスについては、異なるID・パスワード情報を使うようにするなどの対策が必要だ。
この不正アクセスを未然に防ぐため、基本的なウイルス対策や適切なIDおよびパスワード管理の徹底が必要だと呼びかけている。同一のIDやパスワードを使い回すことは、パスワードを忘れてそのサービスを利用できなくなる可能性を低くしてくれるが、ひとたび情報が盗まれてしまうと他のサービスも不正に利用されるリスクや、サービスに登録している個人情報などが盗まれるリスクが高まるためだ。
特に、クレジットカード情報などが登録されているサービスについては、異なるID・パスワード情報を使うようにするなどの対策が必要だ。