IPA、無線LANを他人に“ただ乗り”される危険について注意喚起
IPA、無線LANを他人に“ただ乗り”される危険について注意喚起
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2日、家庭内での無線LANセキュリティの設定が適切でないために無線LANを“ただ乗り”され、他人に使われる危険性があることについて注意喚起している。
IPAでは、無線LANの適切なセキュリティ設定についての注意喚起を2011年4月に行っているが、未だに、セキュリティ設定が適切でない例が見受けられるとしている。“ただ乗り”された場合の危険性については、不正アクセスの嫌疑対象になったり、悪意あるユーザーによってネット上で不正な行為や犯罪などに使用される恐れがあるという。
また、悪意がなく“ただ乗り”してしまっている側にも危険性は存在しているという。悪意ある者に、わざと“ただ乗り”させられることで、接続したデバイスの情報を窃取されたり、ネット上の通信情報を盗聴されたり、ウイルス感染の可能性もあるという。
対策としては、親機のセキュリティ設定が必須だという。「適切な暗号化方式の選択」「適切なパスワードの設定」、この2点を守る事で、セキュリティは強化できるとしている。
対策としては、親機のセキュリティ設定が必須だという。「適切な暗号化方式の選択」「適切なパスワードの設定」、この2点を守る事で、セキュリティは強化できるとしている。