docomo、独自OS「Tizen」搭載のサムスン製スマホの発表延期--当面の導入見送り
docomo、独自OS「Tizen」搭載のサムスン製スマホの発表延期--当面の導入見送り
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(docomo)は、当初2013年度内に導入する予定だった独自OS「Tizen」搭載のスマートフォンについて、当面の導入を見送ると発表した。
「Tizen」は、ドコモやインテル、サムスンなどが開発を進める、スマートフォンやノートパソコン用の独自OS。ドコモでは「Tizen」搭載のサムスン製スマホを2013年夏に発表予定だったが、2014年1月に延期。そして、今回2度目の発表延期となった。しかも、当面の導入見送りということで、今後の予定は全く不透明なものとなった。
スマートフォンのOSでは、日本ではiPhoneのヒットによりiOSが強く、世界的にはAndroidが圧倒している。その中での新OSの投入は、よほどの高機能でないと勝算が無いという状態になっている。ドコモでは、適切なタイミングで「Tizen」を投入するとしているが、具体的なスケジュールなどは発表されなかった。