NEC、ISP事業のNECビッグローブを国内投資ファンドに売却
NEC、ISP事業のNECビッグローブを国内投資ファンドに売却
日本電気株式会社(NEC)は、同社の子会社であるNECビッグローブ株式会社の全株式を、国内の投資ファンドである日本産業パートナーズ株式会社に売却することで合意したと発表した。これにより、NECビッグローブは4月から新たな株主のもとで事業運営が開始される予定だ。
NECは1996年にISP事業の「BIGLOBE」を開始し、2006年にNECビッグローブ株式会社を設立して同事業を分離独立させた。今回の合意に基づき、NECビッグローブは日本産業パートナーズの資金面・経営面での支援を受けながら事業成長を目指す構えだ。また、これまでNECが、NECビッグローブのノウハウやサービスを活用して事業運営してきた企業向けサービスやSI事業については、従来どおり連携して提供し続けるとコメントしている。