今日のGoogleロゴは吉田初三郎生誕130周年
今日のGoogleロゴは吉田初三郎生誕130周年
Googleは、2014年3月4日のロゴを日本の鳥瞰図作家、吉田初三郎生誕130周年を記念したデザインに変更した。鳥瞰図とは、上空から見下ろしたように描いた図を意味する。今日のGoogleロゴは吉田初三郎の作品「京都鳥瞰図」をモチーフにしたと思われる。京都の街並みにGoogleという文字がうまく溶け込んでいる。
吉田初三郎は1884年、京都市生まれ。洋画家・鹿子木孟郎に師事するも、鹿子木のすすめにより商業美術家となる。そして1913年に描いた作品「京阪電車御案内」がのちの昭和天皇(当時は皇太子)の目にとまり、評判となる。その後も吉田初三郎は日本各地の観光名所の鳥瞰図を描いており、その数は数千点といわれている。1955年死去。
吉田初三郎は1884年、京都市生まれ。洋画家・鹿子木孟郎に師事するも、鹿子木のすすめにより商業美術家となる。そして1913年に描いた作品「京阪電車御案内」がのちの昭和天皇(当時は皇太子)の目にとまり、評判となる。その後も吉田初三郎は日本各地の観光名所の鳥瞰図を描いており、その数は数千点といわれている。1955年死去。
なお、吉田初三郎の描く鳥瞰図は「初三郎式絵図」と呼ばれている。鮮やかな色彩や周辺地形を湾曲した両端、実際は見えないものや場所まで描きこまれていることが特徴だ。