ニコニコ超会議3イベントレポート―今年のテーマは「全員主役。」
ニコニコ超会議3イベントレポート―今年のテーマは「全員主役。」
2014年04月28日
TEXT:草野恵子
4月26日から27日の2日間、動画配信サービス「niconico」のリアルイベント「ニコニコ超会議3」が千葉県・幕張メッセにて行われた。会場には12万4966人(昨年実績:10万3561人)が訪れ、多くの体験型コンテンツを楽しむ姿が見られた。ゲーム会社から自衛隊、JAXA、各政党などニコニコ超会議ならではのカオスをきわめるラインアップ、本記事ではその中から気になったものをピックアップする。
最新ペンタブがずらり!「お絵かきチャット」
会場とオンラインで同時に参加できる「ニコニコ静画のお絵かきチャット supported by ワコム」では、全員でひとつのデジタル壁画を完成させる「超巨大デジタル壁画」のほか、ステージに出演するクリエイターにちなんだテーマに添ってお絵かきする「テーマで超お絵かき」が開催された。
TEXT:草野恵子
4月26日から27日の2日間、動画配信サービス「niconico」のリアルイベント「ニコニコ超会議3」が千葉県・幕張メッセにて行われた。会場には12万4966人(昨年実績:10万3561人)が訪れ、多くの体験型コンテンツを楽しむ姿が見られた。ゲーム会社から自衛隊、JAXA、各政党などニコニコ超会議ならではのカオスをきわめるラインアップ、本記事ではその中から気になったものをピックアップする。
最新ペンタブがずらり!「お絵かきチャット」
会場とオンラインで同時に参加できる「ニコニコ静画のお絵かきチャット supported by ワコム」では、全員でひとつのデジタル壁画を完成させる「超巨大デジタル壁画」のほか、ステージに出演するクリエイターにちなんだテーマに添ってお絵かきする「テーマで超お絵かき」が開催された。
筆者が訪れた際、偶然プライベートで訪れていた『はじめの一歩』でおなじみの森川ジョージ氏と『恋愛ジャンキー』の葉月京氏がステージに呼び込まれて登場、その場でなんとお絵かきをする展開となった。森川ジョージ氏から順番にさらさらと描きおえた後、葉月氏が「まさに、いつも自分が描いているペンタブレット環境と同じでした」と語る一方、森川氏からは「初めて使いました」と衝撃のコメントが! 弘法は筆を選ばずを地で行くような展開に、会場からは驚きの声が上がった。
最新技術が集結!「超MMD写真館」
3DCG作品を手軽に制作できるツールとして人気の「MikuMikuDance(MMD)」を最新のAR技術を用いて、リアルの世界で体験する「超MMD写真館」では、3Dキャラクターとの2ショット写真を撮るために、大勢の来場者が列をなした。モーションキャプチャ装置を装着したスタッフが画面を見ながらポーズを取るため、キャラクターは自然な雰囲気で写真に写り込む。来場者自身も画面を見ながら、いろんなポーズを試していた。
VRシステムと3次元感触インターフェイスを使った「超ボカロキャラ握手会」
「超ボーカロイド感謝祭」の一角では「超ボカロキャラ握手会」が行われていた。これはVRシステム「OculusRift」と3次元感触インターフェイス「Novint Falcon」を組み合わせて独自につくられた「Miku Miku Akushu」によって、ボーカロイドキャラクターと握手できるというものだ。「Novint Falcon」は、通常ゲームなどで使用されるものだが、これに3Dプリンタでつくったシリコン製の手が装着されており、実際に握手しているような感覚を味わえるようになっている。画面内のキャラクターはこちらの手の動きに合わせて動く。筆者は初音ミクでトライしてみたのだが、上目遣いのミクさんにじっと見つめられて、ちょっと不思議な感覚を覚えた。
新企画「大相撲超会議場所」が登場
今年の新たな試みとしては「大相撲超会議場所」の開催が挙げられる。会場のど真ん中に土俵が設置されて、とにかく迫力満点。ふだんはなかなか見ることのできない稽古の模様や、横綱の土俵入りなどを観戦することができた。ネットユーザーの大人たちが力士に挑む企画もあり、ホリエモンこと堀江貴文氏らの参戦も注目を集めた。
ニコニコ超会議3 フォトギャラリー
プラモデルから本物まで並ぶ迫力の展示
深海から宇宙まで思いを馳せる
石破幹事長も乱入した「向谷実 Produce 超鉄道縁日」
各政党ブースはなぜか宣伝車の競演!?