布地に回路を形成、LEDを実装した「着るセメダイン」が公開
布地に回路を形成、LEDを実装した「着るセメダイン」が公開
セメダイン株式会社は、同社が開発した導電性ペースト「セメダインSX-ECA」を使った衣装のプロトタイプとして、布地に直接回路を形成してLEDチップを実装した「着るセメダイン」を発表した。同社は同プロトタイプを、1月13日~15日に東京ビッグサイトにて開催予定の「第2回ウェアラブルEXPO」に出品する予定だ。
「セメダインSX-ECAシリーズ」は、布地に簡単に導電性を付与することが可能で、かつ布への接着・追従性に優れた低温硬化形の導電性ペースト。湿気で硬化するため、室温程度の環境温度下でも十分な導電性が発現する。硬化後も柔軟性に優れ、各種素材の変形に追従し、さまざまな素材への接着性に優れているため、シリコーンゴムや布、紙、各種フィルムに直接回路を形成できる。ペーストは液状のため、ディスペンスや印刷などで回路を形成することが可能で、部品接続も行える。
同社は同シリーズを使って、服飾デザイナーや製作パートナーとともに、風合いを損なうことなくテキスタイルに直接回路形成し、直接LEDチップを実装した「着るセメダイン」をデザインし、製作した。
同社は今後、同シリーズの特性を活かした各素材への回路形成方法や接続方法に関するノウハウの蓄積を進めて、同技術を活用した医療・介護やスポーツ、ヘルスケアなどの分野におけるウェアラブルデバイスへの展開を図る方針だ。たとえばベルトやシューズや帽子、鞄や手帳など、さまざまな製品に機能デバイスを付与できる。
同社は同シリーズを使って、服飾デザイナーや製作パートナーとともに、風合いを損なうことなくテキスタイルに直接回路形成し、直接LEDチップを実装した「着るセメダイン」をデザインし、製作した。
同社は今後、同シリーズの特性を活かした各素材への回路形成方法や接続方法に関するノウハウの蓄積を進めて、同技術を活用した医療・介護やスポーツ、ヘルスケアなどの分野におけるウェアラブルデバイスへの展開を図る方針だ。たとえばベルトやシューズや帽子、鞄や手帳など、さまざまな製品に機能デバイスを付与できる。