パナソニック、LTE対応・Android搭載デジカメの新モデル「LUMIX DMC-CM10」を発売
パナソニック、LTE対応・Android搭載デジカメの新モデル「LUMIX DMC-CM10」を発売
パナソニック株式会社は、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-CM10」を、2016年2月25日(木)に発売する。Android 5.0を搭載した“コミュニケーションカメラ”と呼ばれるタイプの製品。LTE通信機能を備えており、画像の自動オンライン保存や手軽なSNSアップロードなどを実現できる。本体色はシルバーのみで、価格はオープン。
昨年に台数限定で発売された「DMC-CM1」から通話機能を省き、本製品はデータ通信専用SIM対応機となった。CPUはQualcomm Snapdragon801 2.3GHz(クアッドコア)で、ROMは16GB / RAMは2GB。通常のAndroid搭載端末と同様に、Google Playからアプリをダウンロードして使用できる。カメラ機能の呼び出しは、本体天面にある切り換えスイッチをスライドさせるワンタッチ操作だ。
カメラ性能では、有効2010万画素の1.0型MOSセンサーを実装し、レンズは広角28mm(35mm判換算)のF2.8 ライカDC ELMARIT。ズーム機能は、iAズーム / EX光学ズーム / デジタルズームによる最大値で4倍で、各種の設定が可能なコントロールリングを備えるなど、マニュアル操作にも配慮された設計となっている。
本体サイズは約135.4(幅)×68(高さ)×21.1(奥行)mm、本体のみ重量は約203g、対応SIMカードはmicroSIM、対応記録メディアはmicroSD / SDHC / SDXCメモリーカードで、電子コンパス / 加速度 / ジャイロ / 照度 / 近接 / 気圧センサーを搭載。IEEE 802.11 ac/n/g/b/a準拠の無線LANやBluetooth、NFC通信にも対応する。なお、CMシリーズ(CM1 / CM10)に関しては、上りLTEスピード制限なしの専用回線プラン「Wonderlink LTE Lシリーズ」がパナソニック ストアで販売される予定。