今日のGoogleロゴはロサリオ・カステリャノス生誕91周年
今日のGoogleロゴはロサリオ・カステリャノス生誕91周年
Googleは、2016年5月25日のロゴを詩人であり女流作家であるロサリオ・カステリャノス生誕91周年を記念したデザインに変更した。
ロサリオ・カステリャノスは1925年5月25日生まれのメキシコ出身。日本では知名度も低くWikipedia(日本語版)にすら掲載されていないが、地元メキシコでは「20世紀最も影響力のあった女流作家」として名を馳せた人物である。扱う題材は女性への抑圧や女性の生き方などが多く、フェミニストとして当時の文化に大きな貢献を果たしていた。
カステリャノスは幼少の頃に弟を亡くし、また相次いで両親を亡くしたことで自活を余儀なくされていたものの、後にメキシコ最高学府であるメキシコ国立自治大学に入学。そこで哲学や文学を学び道を開くこととなり、在学中に新聞へコラムを掲載するなど活動の幅を広げた。当時まだ男尊女卑の色を拭うことのできなかった文化の中でフェミニズムを題材とすることは珍しく、また内向的であったカステリャノスが女性であるが故に両親から愛されなかったという経験がフェミニズムを取り上げるきっかけとなったと言われている。
カステリャノスは大使として渡ったイスラエルで感電事故に遭い落命。(自殺との説もある)49歳の若さであった。代表作はメキシコ革命を生きる先住民や地主、女性たちの人間模様を描いた「バルン・カナン:九人の神々の住む処」。
彼女を象徴する言葉として「We have to laugh, because laughter, we already know is the first evidence of freedom」~笑おう。我々はもう知っているが、笑いこそが自由への最初の兆候だ~、という一節がある。
そのほかの「今日のGoogleロゴ」はこちらを参照ください。
カステリャノスは大使として渡ったイスラエルで感電事故に遭い落命。(自殺との説もある)49歳の若さであった。代表作はメキシコ革命を生きる先住民や地主、女性たちの人間模様を描いた「バルン・カナン:九人の神々の住む処」。
彼女を象徴する言葉として「We have to laugh, because laughter, we already know is the first evidence of freedom」~笑おう。我々はもう知っているが、笑いこそが自由への最初の兆候だ~、という一節がある。
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