電子書籍普及の決め手になるか!? フルカラーの電子ペーパーを開発
電子書籍普及の決め手になるか!? フルカラーの電子ペーパーを開発
Kindleなどに電子ペーパーを提供する企業「E Ink」は、フルカラーの電子ペーパー「Advanced Color ePaper」(ACeP)を開発したと発表した。
ACePは、これまでモノクロだった電気泳動ディスプレイ(EPD)において、赤や緑、青などの重要な8色を含む完全な色域を実現することに成功した。これは全ピクセルがフルカラーになるもので、カラーフィルターアレイ(CFA)は使用していない。なお、電子ペーパーの利点である省電力はそのままで、どのような光環境下でも紙と同じレベルの読みやすさも実現しているという。
同社では同技術を使ったディスプレイとして、解像度150ppi(1600×2500pixel)の20インチディスプレイを製造。まずは広告などで使われる電子看板(デジタルサイネージ)への技術応用を計るとしている。
日本での電子書籍の利用率は低く、無料コンテンツでも利用しているのは20%少しという調査結果もでている。電子書籍リーダーにフルカラー版がでれば、雑誌なども電子書籍化されることが予想され、普及に希望が広がるニュースとなっている。
同社では同技術を使ったディスプレイとして、解像度150ppi(1600×2500pixel)の20インチディスプレイを製造。まずは広告などで使われる電子看板(デジタルサイネージ)への技術応用を計るとしている。
日本での電子書籍の利用率は低く、無料コンテンツでも利用しているのは20%少しという調査結果もでている。電子書籍リーダーにフルカラー版がでれば、雑誌なども電子書籍化されることが予想され、普及に希望が広がるニュースとなっている。