台湾の街角にある独自の漢字看板を紹介した書籍「タイポさんぽ 台湾をゆく」
台湾の街角にある独自の漢字看板を紹介した書籍「タイポさんぽ 台湾をゆく」
株式会社誠文堂新光社は、書籍「タイポさんぽ 台湾をゆく:路上の文字観察」を6月6日に発売した。藤本健太郎氏による人気の書籍「タイポさんぽ」が舞台を台湾に移し、驚くべき漢字看板の世界を追いかけた1冊。古くからの伝統と近代文化が入り混じる台湾の街角で、楽しくも珍しい漢字看板を“発見”して収録している。A5判で160ページ。
「タイポさんぽ」は、昭和期の商品ロゴや手描き看板などを独自の視点で紹介し、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントともなった。今年4月には大幅に増補改訂した「タイポさんぽ改」が発売。日本各地で“採取”した懐かしくも新しい路上の文字が紹介されている。
これまでの「タイポさんぽ」で紹介してきたような日本の看板は、比較的自由に変形できる平仮名や片仮名を中心にデザインされていた。しかし、漢字しかない中国圏では、日本人には思いもよらない独創的な漢字看板が発展している。そこで本書では、台湾の街角に見られる漢字看板に、タイポグラフィの新しい可能性を予見させるデザインとして注目。ときに愉快に、ときに真面目にデザインが考察されており、地元台湾の書体研究家である柯志杰氏の文字事情コラムも充実している。
出版社:株式会社誠文堂新光社
著者:藤本健太郎
価格:1200円(税抜)
URL:http://www.seibundo-shinkosha.net/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4416616805/mdndi-22/
2016/06/23
著者:藤本健太郎
価格:1200円(税抜)
URL:http://www.seibundo-shinkosha.net/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4416616805/mdndi-22/
2016/06/23
2016-06-06
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