iPadProに最適化されたアプリが続々リリース!クリエイティブにこそ利用したい処理の軽さと実用性
iPadProに最適化されたアプリが続々リリース!クリエイティブにこそ利用したい処理の軽さと実用性
昨年の秋口に登場し、今や子供から大人まで一般家庭でも広く購入されている「iPadPro」。もちろんデザイナーやイラストレーターなどクリエィティブな場面で活用されることも多く、各社から続々とiPadProに最適化されたアプリがリリースされている。
まず絵を描く全ての人に勧めたいのは「Procreate」(Savage Interactive Pty Ltd)。タブレット端末で一番に懸念される「重さ」や「遅延」というものがほぼ感じられない、多機能なドローイングアプリだ。レイヤーやブラシのカスタマイズなど、普段PCでしている作業とほぼ変わらない使い方ができる上、カスタマイズしたブラシを共有できるなど、実作業をする上で”痒いところに手が届く”機能が備わっているのも嬉しい。上級者向けにクイックメニューを利用することもでき、軽さだけではないアクティブなドローイングをすることが可能だ。
さらに3Dのモデリングをするクリエイターには「AutoCAD」、「Formlt360」、「123D Catch」等、AutoDeskからリリースされているアプリ群がお勧め。ベストセラーであるAutoCADからは待望のiPadProバージョンが登場し、今までのタブレットでは成し難かった「携帯性と実用性の両立」を見事に実現している。Formlt360では撮影した街並みをベースに実際の建物のイメージを立体表現することができ、Apple Pencilで自由に変形や調整が可能。チーム内でのイメージ共有やクライアントへの説明において、タブレットの携帯性を存分に生かした使い方をすることができる。123D Catchは写真から3Dデータを生成することができ、そのデータを3Dプリンタで出力することが可能。3Dモデリングがカメラ一つで始められるとあって、その手軽さや使いやすさは一度体験して欲しい。
今回紹介したアプリはどれもiPadProのパワーや、Apple Pencilを利用した直感的な操作性を最大限に利用したクリエイティブに最適のツール。処理の重さが一番のネックになっていたタブレットでの制作において、その不安を払拭する魅力的なアプリも揃い始め、実際の現場で十分に戦える内容のものがラインナップされている。iPadの携帯性とMacのような機動力を兼ね備えたiPadProは、今まで利用を諦めていたクリエイターにこそ使ってほしいハードウェアとなっている。
Apple Japan:http://www.apple.com/jp/
Savage Interactive Pty Ltd:http://procreate.si/
AutoDesk:http://www.autodesk.co.jp/
2016/08/01
Savage Interactive Pty Ltd:http://procreate.si/
AutoDesk:http://www.autodesk.co.jp/
2016/08/01