別府市、温泉入りジェットコースターなどが揃う「湯〜園地」構想を市長が発表。動画も公開
大分県別府市は21日、“遊べる温泉都市構想”実現への取り組み第1弾として、温泉と遊園地を合体させた「湯〜園地」計画を発表した。
PR動画では、お湯がなみなみと注がれたジェットコースターや湯船が回るメリーゴーランド、湯船が設置されたケーブルカーなどを公開。これは、実際に別府市内の遊園地「ラクテンチ」に12万トン以上の温泉を運んで撮影されたもの。150人以上ものエキストラも全て市民で、オール別府体制で作られている。
別府市の温泉湧出量は人が入れる温泉としては世界一(総湧出量1位のイエローストーン国立公園は入浴不可)であり、その魅力を国内外にアピールする狙いがある。
動画のラストには別府市長・長野恭紘(ながのやすひろ)氏が登場。動画の再生数が100万再生を達成したら、別府市での「湯〜園地」を実現させると宣言。発表資料には公約宣誓書まで添付されているいたって真面目な企画だ。
なお、「現状のムービー内でのコンセプトイメージであり、そのまま実現することを公約するものではありません」という但し書きも添えられている。