米Yahoo、5億の情報流出に続き10億のアカウント情報をハックされていたと発表
米Yahooは14日(米国時間)、ハッカーによる攻撃で10億以上ものアカウント情報が流出していたと発表した。攻撃は2013年8月に起きていたもので、Yahooが以前に発表した5億人分の情報流出(2014年後半に発生)とは別のものとなる。この攻撃は、2014年後半の攻撃同様、外国政府の支援の元に行われた可能性が高いとしている。
詐取された情報は、パスワード、ユーザーネーム、Eメールアドレス、電話番号、誕生日、セキュリティの質問と回答で、銀行口座情報と決済カードのデータは守られたとしている。また、盗まれたアカウントの個人データは、オンラインのブラックマーケットで販売されていないとしている。
米Yahooはデジタル事業をアメリカ最大級の携帯キャリアVerizon Communications(ベライゾン・コミュニケーションズ)に48億ドルで売却することが決定しているが、相次ぐセキュリティの問題発覚により、売却価格が見直される可能性もある。