身売りの米Yahoo! 社名は「Altaba」に変更。マリッサ・メイヤーCEOらも辞任
インターネット事業を米通信会社Verizon Communications Inc.(ベライゾン)に売却することを発表している米Yahoo!の、新しい社名が「Aitaba」になることが明らかになった。
今回の情報は、1月9日(米国時間)に提出された米証券取引委員会(SEC)へのレポートからもたらされたもので、中核事業であるインターネット事業の売却についてやCEOのMarissa Mayer氏(マリッサ・メイヤー)の退任などが記されていた。
社名変更については、Yahoo!検索やYahoo Mailなどのインターネット事業についてはこれまでのYahoo! Inc.が行い、売却されない残りの事業については、「Aitaba」という新会社に移行される。
米Yahoo!は、事業売却決定後に5億人と10億人分の個人情報流出を発表し、売却価格の見直しや売却そのものの成立が危ぶまれていたが、今回の書類提出で、売却の実現は確実なものとなった。
なお、ソフトバンク傘下の日本法人ヤフー株式会社については、株式などは売却されず、これまで通りの運営となる。