フェンリル、イラストや動画のデザインレビューツール「Brushup」のための新会社設立
フェンリル株式会社は1日、レビューツール「Brushup」(ブラッシュアップ)事業を加速させるため、2月1日に新会社「株式会社 Brushup」(本社: 大阪市、代表取締役社長:水谷好孝)を設立すると発表した。
「Brushup」はメールでのやり取りを改善するために導入された、イラスト・動画・Officeドキュメントなどに複数のユーザーが直接コメントを入れて、タイムライン上で管理できるレビューサービス。
これまでのメールのやり取りでは、
「チェックしてもらうファイルのデータ容量が大きくて送れない」
「メールに添付されているファイルをダウンロードしなければ中身を確認できない」
「対応したソフトがなくてファイルを開けない」
「イラストや動画のフィードバックはメールの文章だけでは伝わりにくい」
「過去のやりとりを見るために、膨大なメールから探さなければならない」
などの問題を抱えていたが、レビュー&コメント形式にすることでやり取りがスムーズになり、メール件数が10分の1になった企業もあるほど。既に業務改善・効率化に大きな力を発揮しており、導入企業は1000社を超えている。
株式会社Brushupでは、教育のICT化や総務省のICT活用方針などを踏まえ、2020年にはBrushupサービス導入企業10 万社、学生100 万人の利用を目指すとしている。