講談社、自分セレクトの電子書籍を自由に売れる「じぶん書店」オープン
株式会社講談社は15日、著名作家や一般ユーザーそれぞれが自分で選んだ本を独自の“書店”を持って販売することができるWebサービス「じぶん書店」を正式オープンさせた。
本サービスは、スマートフォンで利用できるブラウザベースのWebサービス。オープン時には事前登録した約130の作家・編集者が開設した公式書店と約4000の一般ユーザーによる書店が一斉にオープンした。
公式書店には、『島耕作』シリーズ弘兼憲史氏の「書店員 島耕作」、『プラネテス』幸村誠氏の「幸村誠書店」、『東京タラレバ娘』東村アキコ氏の「東村アキコ書店」、『ブライト・プリズン』シリーズ犬飼のの氏の「犬飼書店」、『ペン太のこと』片倉真二氏の「便所本」などが揃い、作家や編集者の感性を活かした、各書籍に対するユニークな推しコメントも面白い。
一般ユーザーも会員登録をすれば自分の書店を開くことができ、講談社が展開する電子書籍約3万2000点から自分の好きな作品を選び、推薦コメントを入れて自分の書店に並べることができる。書籍が売れれば、10%のアフィリエイトコインが運営ユーザーに支払われる仕組みだ。
同社では、今後、検索機能の改善やパソコンにも対応するUI・デザインのリニューアル、講談社以外の作品の取扱など、様々なデジタルコンテンツ商品の拡充も目指すとしている。
発表資料
URL:http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/20170515jibunHP.pdf
2017/05/16