Googleのキーボードアプリ「Gboard」が機械学習で進化。手描きで絵文字候補の表示など
Googleは12日(米国時間)、キーボードアプリ「Gboard」のブラッシュアップとして、機械学習機能による新機能を搭載し、タイピング品質の向上やテキスト作成時間の短縮を実現したと発表した。
まず、絵文字に関しては、絵文字検索ボックスで手描き検索が可能になった。表示させたい絵文字をイメージしてイラストを手描きすると、そのイラストが自動認識され、イラストに似た絵文字が一覧となって表示される。
まず、絵文字に関しては、絵文字検索ボックスで手描き検索が可能になった。表示させたい絵文字をイメージしてイラストを手描きすると、そのイラストが自動認識され、イラストに似た絵文字が一覧となって表示される。
また、入力予測に基づき、ユーザーが複数の単語を入力すると、複数単語の予測が表示されるようになる。例えば、英語バージョンでは「looking forward」と打つと、「to seeing」や「to it」が予測フレーズとして表示される。リリース時は英語のみ対応するが、今後多くの言語に対応するとしている。
「Gboard」での検索に対しては、複数の検索結果が表示されるようになり、地図の表示やお店に電話をかけたりできるようになった。
本機能は、「Gboard」のバージョン6.3に搭載されており、Google Playストアで最新版にアップデートする必要がある。
発表資料
URL:https://blog.google/products/search/brush-gboards-latest-tips-and-tricks/
2017/06/13