日本印刷技術協会がデジタルメディアと印刷による課題解決を目指すエキスパート認証試験を実施
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)は、2020年3月15日(日)に「DTPエキスパート認証試験」「クロスメディアエキスパート認証試験」を開催する。例年、3月と8月の年2回実施されている資格試験。「DTPエキスパート認証試験」は第53期、「クロスメディアエキスパート認証試験」は第29期となる。申込受付期間は2月13日(木)まで。
25年以上の開催実績があり、資格取得者が2万人を超える「DTPエキスパート認証試験」は、DTPによって目的と役割に即した印刷物を最適な環境および工程で制作する人材を想定した資格試験。第53期試験からは、従来の学科と実技による資格取得に加え、学科試験のみで取得可能な資格が創設されることになった。印刷・DTP関連の知識を幅広く身に付けたい人の学習手段としても活用できる。
「クロスメディアエキスパート認証試験」は、多様なメディアを活用してユーザーの課題を解決するマーケティングソリューションを企画提案する人材を想定した資格試験。個別化した価値に柔軟に対応するデジタルツールと訴求力を発揮する印刷物での情報展開を効果的に行うことで、角度の高いマーケティングを実践する力が身に付く。
試験当日の実施時間は13:00〜17:40の予定。試験実施地は東京・大阪・名古屋・福岡で、「DTPエキスパート認証試験」のみ全国指定講座会場も含まれる。受験料は、「DTPエキスパート認証試験」のDTPエキスパート・マイスターが2万1000円、DTPエキスパートが1万5000円、「クロスメディアエキスパート認証試験」の一般が1万6000円、1部(学科)免除が1万1000円(上記はいずれも2020年2月3日時点での税込価格)。