Wordpressにも対応したhpb18なら、初期費用・運用ともに低コストが要求される案件、たとえば個人商店などの小規模サイト制作にも利用できる可能性がある。プロの現場では利用されるケースは少ないホームページ・ビルダーだが、個人ユーザーには広く浸透しているからだ。
hpb18では、Wordpressの管理画面に「hpbダッシュボード」というhpb専用のダッシュボードを提供する。これにより、初心者にもより簡単にWordpressを扱えるようにできるのである。トップページや店舗案内などの固定ページは使い慣れたhpbインターフェイスで、ブログ的なメッセージや商品アイテムの追加などフォーマット化されたページの更新にはWordpressの投稿、といった使い分けでクライアント側でのサイト運用を提案できる。hpb18の発売に合わせて「hpb pad for WordPress」というiOS/Androidアプリを無償公開。PCだけでなく、スマホなどモバイル端末でのサイト運用も可能だ。
さらにhpb18では「hpb制作アシスト講座」というサポートサービスが充実。リモートによるWebサイト制作レッスンやサポートはジャストシステムに任せて、Webサイトを活用したビジネス戦略提案など、クライアントに対して上流工程における提案に注力するといった仕事の仕方も模索できるだろう。