








MdNスクール・オブ・デザインの質問ブースでは、デザイナーを目指す人、スキルアップを目指す人からスクールについての積極的な質問が投げかけられていた。

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基礎をしっかり学ぶことが
成功のカギ
今回のコンファレンスは、6月に開校されるデザインスクール「MdNスクール・オブ・デザイン」のスタートを記念したスペシャル版。Webデザイナーを目指す人や、業界に入ったばかりというクリエイターを対象に「Webデザイナーとして成功するために知っておきたいこと・学んでおきたいこと」がたっぷりと披露された。
まずは弊誌編集長の山口康夫が登壇。
「最近は理論を知らないでWeb業界に入り、そのままやっている人がかなり多くなっています。見よう見まねでなんとなくカッコいいサイトをつくっているけれど、実はそれでモノになる人はほとんどいない。やはりきちんとデザインの理論を勉強して、その上にセンスを積み上げることが大事なんですよね」
こう口火を切ると、デザイナーに必要なスキルや「成功するため絶対に注意しなければならないこと」を簡潔に説明していった。
その話を受けて、次は(株)エレファント・コミュニケーションズの水鳥雅文氏が登壇。「デザインの理論」とはいったいどんなものなのか、デザインスキルを磨くにはどうしたらいいかを具体的に説明していく。
「デザインとは、問題解決のためにつくるもの。目的をクリアするために計画を行い、それを表現するものなんです」
このようにデザインの定義を説明すると、事例を挙げつつ、基本的なデザイン知識をレクチャー。「アマダナ」や「無印良品」など多数のサイトを取り上げ、配色がもつ意味や効果的な写真の撮り方などを説明していった。
「配色やフォント、写真など……。デザインにはすべて理由があるんです。いくらカッコいいサイトをつくっても、理由が説明できないと意味がない。なぜなら理由がないサイトは問題解決ができないから。基礎をきちんと学び、すべてのデザインに対して理由を語れるようになることが大事だと思いますね」
最後はこのように締めくくり、デザイナーとしての成功をバックアップ。会場の参加者たちも水鳥氏の話に真剣に耳を傾けていた。
プログラムやプロデュースが
デザインを変えていく
続く第二部では(株)エイチツー・オー・スペースの谷口 允氏が登壇。壇上に上がるや否や漢字を使ったゲームを出題し、ユニークな手法で会場を盛り上げた。
「実はいまやってもらったゲームに、Web制作の要素がたくさん含まれているんです。多くの要求・制約の中でできることを考え、答えを導き出す。これがまさに制作なんですよね」
こう説明すると、参加者たちも納得した様子。続けて、マッシュアップやAPIなど注目の技術について説明がなされ、実際にページをつくるというデモが行われていく。最後は「プログラムを学ぶのは英語を学ぶのと同じようなもの。乗り越えるといままでにない世界に出会えます。デザインにも役立つはずですので、ぜひ挑戦してくださいね」と締めくくった。
第三部ではNRIネットワークコミュニケーションズ(株)のプロデューサー松岡清一氏が登壇。写真がふんだんに盛り込まれた楽しい資料を使いながら、Webプロデューサーの役割やプロデュースの重要性を説明した。
「冒頭で山口さんから『デザイナーだからプロデュースは関係ないという考えは、デザインを半分あきらめていることになる』という印象的な言葉がありました。僕もそのとおりだと思います。予算調達、予算管理、スタッフのモチベーションコントロールやWebサイトの付加価値をどう高めるかまで、プロデュースは制作と密接にかかわっているのです。デザイナーもこうしたことを忘れずに、目的を考えながらサイトを制作してほしいと思います」
プロデューサーという立場で語られた熱いアドバイスに、参加者も引き込まれた様子。その後の質疑応答や懇親会も盛り上がり、今回のコンファレンスも無事幕を閉じた。
なお、次回からはイベント名を「Designer meets Designers」と改め、内容もフルリニューアル! 8月10日(金)に開催を予定している。
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