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Photoshopド定番チュートリアル

2022.06.06 Mon

ぼかしフィルターを利用して作る立体ロゴ(光の軌跡風の表現)

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

今回はPhotoshopのぼかしフィルター機能を利用して、立体ロゴ(光の軌跡風の表現)を制作します。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能「境界線」「マジック消しゴムツール」「ぼかし(移動)」「スナップ」「移動ツール」「カラーオーバーレイ」

1.立体ロゴのベースとなる袋文字を作る

まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:800ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]、[カンバスカラー:黒]で作成したら、横書き文字ツールで元になる文字(ここでは「POPPING DANCE MUSIC」)を入力し、文字パネルでフォントやフォントサイズなどを設定(図1)。レイヤーパネルで文字のレイヤーを選択して、レイヤーメニュー→“ラスタライズ”→“テキスト”を適用しておく(図2)

図1
図2。この時点のレイヤーの状態。文字のレイヤーをラスタライズしておく

レイヤーパネルで文字のレイヤーを選択したら、レイヤーメニュー→“レイヤースタイル”→“境界線...”を選び、[サイズ:1px]、[位置:外側]、[描画モード:通常]、[不透明度:100%]、[塗りつぶしタイプ:カラー]、[カラー:赤]で実行(図3)(図4)

図3。[サイズ:1px]、[位置:外側]、[描画モード:通常]、[不透明度:100%]、[塗りつぶしタイプ:カラー]に設定する。[カラー]は背景や文字の色と区別しやすい色にしておく。ここでは赤[R:255、G:0、B:0]に設定した
図4

続いて、レイヤーメニュー→“ラスタライズ”→“レイヤースタイル”を適用したあと(図5)、マジック消しゴムツールを選んで境界線の内側をクリックして消去し、文字の縁取り部分のみ残す(図6)。これがロゴのベースとなる。

図5。この時点のレイヤーの状態。文字のレイヤーに適用したレイヤースタイルをラスタライズしておく
図6。マジック消しゴムツールで境界線の内側をクリックして消去し、縁取り部分のみ残す

2.「ぼかし(移動)」フィルターで光の軌跡を表現する

ここからは文字を立体的に加工していく。まず、レイヤーパネルで文字のレイヤーを複製したら、元の文字レイヤーは非表示にする(図7)。複製した方のレイヤーを選択し、フィルターメニュー→“ぼかし”→“ぼかし(移動)...”フィルターを[角度:45°]、[距離:150pixel]で実行(図8)(図9)

図7
図8。[角度:45°]、[距離:150pixel]に設定する
図9

続いてcommand+Jキー(Macの場合。WindowsではCtrl+Jキー)を繰り返し押して、このレイヤーを複製していく(図10)(図11)

図10
図11。command+Jキーを押すたびにレイヤーが複製されて文字が立体的に浮かび上がってくる

立体的に文字が浮かび上がってくるので、ちょどよいところで複製を止めたあと(図12)、レイヤーパネルで複製したレイヤーをすべて選択して、レイヤーメニュー→“レイヤーを結合”を実行し、レイヤーをひとつにまとめておく(図13)

図12。ここでは29回ほどcommand+Jキーで複製を繰り返した
図13。この時点のレイヤーの状態。複製したレイヤー(背景レイヤーと非表示にしたレイヤー以外)を結合してひとつにまとめておく

次に、レイヤーパネルで非表示にしておいた元の文字レイヤーを選択して表示し、最前面に配置(図14)(図15)。表示メニュー→“スナップ”にチェックが入っているのを確認したあと(図16)、移動ツールを選択し、オプションバーの[バウンディングボックスを表示]をオンにしておく。続いて元の文字レイヤーをドラッグして立体文字の右上にスナップさせる(図17)

図14
図15。この時点のレイヤーの状態。レイヤーパネルで元の文字レイヤーを表示して最前面に配置する
図16。表示メニュー→“スナップ”の項目名の前にチェックが入っているか確認する。入っていない場合は“スナップ”を選択してチェックを入れておく
図17。移動ツールで元の文字レイヤーをドラッグし、立体文字の右上に合わせて配置する

3.立体文字の色を変更してロゴを仕上げる

ここからは、文字の色を変えてロゴを仕上げていく。まず、レイヤーパネルで背景レイヤー以外のレイヤーをすべて選択し、レイヤーメニュー→“レイヤーを結合”を実行(図18)

図18。この時点のレイヤーの状態。元の文字のレイヤーと、“ぼかし(移動)...“フィルターで作った立体文字のレイヤーを結合してまとめておく

続いて結合したレイヤーを選択し、レイヤーメニュー→“レイヤースタイル”→“カラーオーバーレイ...”を、[描画モード:通常]、[オーバーレイのカラー]を好みのカラー(ここではグリーン[R:0、G:255、B:24])、[不透明度:100%]で適用する(図19)(図20)。

図19。[描画モード:通常]、[オーバーレイのカラー]を好みのカラー(ここではグリーン[R:0、G:255、B:24])、[不透明度:100%]に設定する
図20

ここでは、さらに文字要素などを加えて完成とした(図21)

図21。完成ビジュアル

以上、Photoshopの「ぼかしフィルター」機能で作る立体ロゴ(光の軌跡風の表現)でした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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