FEATURE ARTICLE 1
読めない文字。読みたい文字。
ーー文字がグラフィクス化する時代
突然ですが、文字ってそこにある誰かの感情や思考を他者に伝えるための〈記録媒体〉として存在しています。だったら文字はそれをわかりやすく、間違いがなく、伝わるようにデザインするのが正解なのでしょうか。
いえいえ、そんなことない、とここで紹介する文字たちは主張しています。文字の形をそこに書かれている意味内容にものすごく寄せたり、もしくはかけ離れてもかまわないぐらいの覚悟で実験的に遊ぶことで、見ている人はドキドキしながら文字を読んでしまうのです。
一見、「読めない~!」ぐらいの覚悟で作られた文字、でもだからこそ「読みたい~」となる文字。この記事はそんな「読めない文字。読みたい文字。」の特集です。
インタビュー1
文字をグラフィック化する、その可能性を広げる
佐々木 俊[AYOND]
文字をグラフィック化して制作したインパクトあるデザインを手がける佐々木 俊。なぜそのような手法を用いるのか、文字をグラフィック化する面白さとは何か、話を聞いた。
インタビュー2
欅坂46のミュージックビデオでタイトル文字が魅力的な理由
米澤 潤、渡辺 来[ソニー・ミュージックコミュニケーションズ]
MVなどの映像作品でもタイトルデザインが重要視されている中、欅坂46の2作品のタイトル文字は飛び抜けてフレッシュな印象を残した。この文字を制作した二人のデザイナーに話をうかがった。
読めない文字。読みたい文字。カタログ
言葉の内容に寄せて図案化した文字だったり、もしくは逆に グラフィックとして激しく遊んだ文字だったり。 CDジャケット、書籍、コミック、ポスターなど多彩な分野から 読みやすさを最優先して作られたのではないからこそ、 逆に読みたくなってしまう文字、24点を集めてみました。
独創的な文字の創作者たち
面白い文字、自由な文字、見たことのない文字をデザインする人、ユニットを5組紹介。
実写やアニメーションなどの分野で知られるビジュアル・エフェクト。「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」などの視覚効果演出のことを指します。
本ムックでは、アニメにとどまらず、イラストや漫画なども含め、エフェクト表現=「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」の描き方、楽しみ方を解説・紹介していきます。エフェクトの名手たちのインタビューも充実。エフェクトに興味がある人なら保存版のムックです。