24 不要スタイルや未定義のクラスを削除する - WEBの作業が楽になるテクニック総まとめ 第4回 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

24 不要スタイルや未定義のクラスを削除する - WEBの作業が楽になるテクニック総まとめ 第4回

2024.4.20 SAT

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WEBの作業が楽になるテクニック総まとめ 第4回



Tips 24
不要スタイルや
未定義のクラスを
削除する


文=小濱良恵


サイト制作後、部分的な構築や運営などを行っていると、やがて使わなくなったスタイルや、未定義のクラスが残ることがある。このときCSSレポート機能を利用すれば、未使用のCSSクラスや未定義スタイルのエラーチェックのほか、CSSの利用状況もチェックできる。検証したいファイルなどを、パネルメニュー→“フォルダーリスト”でパネルを表示させ、任意のものを選択する。なお、Expression Web1と2では、“フォルダ一覧”の作業ウインドウから選択する。続いて、ツールメニュー→“CSSレポート”【1】で[CSSレポート]ダイアログボックスを表示し、チェック項目を指定して[チェック]を押すと【2】【3】、該当するWebページがコードビューで開き、エラー部分がハイライトされる【4】。

エラー確認後、未使用のスタイルを削除する場合に、Webページ内にスタイルが定義されているときは、HTMLの最適化機能で処理を行う【5】。また、未定義のクラスを削除するときは、検索と置換機能を利用してソースコード内を対象に不要な記述部分を一括で削除しよう。CSSファイル内で未使のスタイルを削除するには、パネルメニュー→“スタイルの管理”で表示されたパネルから該当するスタイルを右クリックして削除する。

検証したいファイルやフォルダを選択してツールメニュー→ CSSレポート”をクリックする
【1】検証したいファイルやフォルダを選択してツールメニュー→ CSSレポート”をクリックする

[CSSレポート]ダイアログでチェック項目を指定して[チェック]ボタンをクリックする
【2】[CSSレポート]ダイアログでチェック項目を指定して[チェック]ボタンをクリックする

CSSレポートパネルが表示されるので、エラー部分を確認するためにダブルクリックしよう
【3】CSSレポートパネルが表示されるので、エラー部分を確認するためにダブルクリックしよう

該当するWebページがコードビューで開き、
【4】該当するWebページがコードビューで開き、エラー部分がハイライトされる

[HTMLの最適化]ダイアログの[使用されていないスタイル]にチェックをつけて、[OK]ボタンを押す
【5】[HTMLの最適化]ダイアログの[使用されていないスタイル]にチェックをつけて、[OK]ボタンを押す

POINT スタイルの管理パネルを活用する


[INDEX]
>>> 24 不要スタイルや未定義のクラスを削除する
>>> 25 PSDファイルの全レイヤーすべてをビットマップにして読み込む
>>> 26 コンテキストメニューで作業中のファイルをまとめて操作する
>>> 30 レイヤーの開閉とウインドウの2枚使いで効率よく作業する
>>> 31 ドロップシャドウのスライス調整を正確に行う
>>> 32 Web Widget機能でjQueryの設定を手軽に行う
>>> 33 検索オプションで正規表現を反映する
>>> 34 Photoshop不要でPSDファイルの内容確認と加工・編集を行う
>>> 35 使用頻度の高いパーツはパターン定義する

【バックナンバー】WEBの作業が楽になるテクニック総まとめ
[第1回を見る] [第2回を見る] [第3回を見る]

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