コーディングの仕上げとして、全角・半角の統一、インデントの挿入、空行の削除といったコード整形を行うことも多いのではないだろうか。ここでは、秀丸エディタを使ったコード整形の方法を説明する。まず、秀丸の設定を変更しよう【1】。スペースやTabキーを可視化することで作業しやすくする。下準備の次は「全角・半角の統一」だ。これには秀丸エディタのデフォルト機能を使うと便利だ【2】。全角・半角を統一できるだけでなく、英字の大文字・小文字も一括して変換できる。次に「インデントの挿入」だが、これはTabキーを利用しよう【3】。複数行にわたって行頭のインデントを制御できるので使い勝手がよい。最後に「空行の削除」には「つめ太郎」というマクロがお勧めだ【4】【5】。つめ太郎は削除する空行の条件を指定できるので、自由に整形可能だ。見た目に美しいていねいなソースコードは規則性を視覚化し、共有しやすさや作業効率、精度の向上につながるのでぜひ実践してみてほしい。