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必修科目のデザイン表現72


ロープでできたようなウエスタン風ロゴ



制作・文 高野 徹[lolo66]  url www.lolo66.com/  使用ソフト Illustrator CS3

【表現のポイント】一本のロープからつくったような文字表現。これは、Illustratorで基となるロープのパーツを作成し、パターンブラシとして登録。描いた文字のパスに適用して表現している。


1-1
P046_01_01

1-2
P046_01_02

1

はじめに、角丸長方形ツールで[幅:10mm]、[高さ:10mm]、[角丸の半径:3mm]のオブジェクトを描いたら、アンカーポイントの一部を削除して 1-1 のようなオブジェクトを作成。続いて、オブジェクトの下部のふたつのアンカーポイントをダイレクト選択ツールで選択したら、リフレクトツールでこの部分を垂直方向に反転する 1-2


2-1
P046_02_01

2-2
P046_02_02

2

次に、このオブジェクトを回転ツールで45°回転させたら、[線幅:17pt]に設定 2-1 。これをコピーしてcommand+Fキーで前面にペーストしたら、この[線幅:10pt]に設定。任意の色で着色する 2-2


3-1
P046_03_01

3-2
P046_03_02

3

続いて、これらを選択した状態でオブジェクトメニュー→ “変形”→“移動...”を[水平方向:8mm]として[コピー]を実行。これを2回繰り返したら 3-1 、オブジェクトメニュー→“パス”→“パスのアウトライン”を実行する。次に、直線ツールで 3-2 のように線を描き、すべて選択した状態でパスファインダパネルの[分割]をoptionキーを押しながらクリック。これにより、元のオブジェクトを3つに分割することができた。


4-1
P046_04_01

4

3つに分割したオブジェクトを、それぞれスウォッチパネルにドラッグ。パターンブラシとして登録したら、今度はブラシパネルオプション→ “新規ブラシ. . .”で[ブラシの種類:パターンブラシ]を選択し、表示されるダイアログの[サイドタイル]、[最初のタイル]、[最後のタイル]に、先ほどのパターンスウォッチをそれぞれ登録する 4-1


5-1
P046_05_01a

5-1
P046_05_01b

5

ペンツールを使ってロゴのベースを描いたら、ここに先ほどのブラシを適用 5-1 。線幅を適宜調整する。最後に効果メニュー→“スタイライズ”→“ドロップシャドウ...”で自然な影を施せば完成だ。



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本記事は『MdN』2011年7月号(vol.207)からの転載です。
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