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2012年からはじめるWebデザイン。

かつてはグラフィックデザイナーの仕事といえば、印刷物制作がほとんどでした。時代は変わり、デザイナーの制作物のひとつとして、Webデザインが一般化してきています。でも、日常の業務に追われてしまったりで、印刷物をおもに手がけるデザイナーが、Webデザインのはじめの一歩を踏み出すのはたいへんでしょう。この特集は、デザイナーの背中をちょっとだけ押すように、2012年現在のWebデザインのトピックを集めてあります。これを機に、Webデザインをはじめてみませんか。


2012年からはじめるWebデザイン  講座01 
世界を縦横無尽につなぐWWWの基本構造を学ぶ
文: 境 祐司  url: www.facebook.com/eBookStrategy/


地球規模のWebサーバ群が集まってできた公開ネットワーク


 現在は単に「Web(ウェブ)」と呼ばれている「WWW」は、インターネットを利用した応用技術のひとつ。これは、世界中のコンピュータがつながり、クモの巣状に張り巡らされた地球規模のネットワークがWWWの姿だと理解していいだろう。

 インターネット上には「Webサーバ」と呼ばれるコンピュータが無数にある。Webサイトをホスティングし、そのサイトのページ情報を蓄積しているコンピュータのことだ。Webサーバには必ず「住所」があり、たとえばGoogleなら「www.google.co.jp」が住所。その住所を利用者は「Webブラウザ」というアプリケーションソフトに入力して、GoogleのWebサーバにアクセスするわけだ。Webサーバから送られてくるテキストや画像、音声、動画などのデータが、最終的にブラウザのウインドウに表示される仕組みになっている。



WWWは無数のコンピュータを通信で接続した仮想空間
インターネットでつながるコンピュータ群

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インターネットは、世界中のコンピュータネットワークを相互接続した、地球規模の大きなネットワークだ。一般の利用者は、インターネットサービスプロバイダと呼ばれる事業者が提供している接続サービスを中継して、インターネット空間にアクセスできるようになる
WWWではURLを頼りにWebページを表示する

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WWWは、定められた通信方法の規約に従って、WebサーバとWebブラウザがデータをやりとりできるようにした、インターネットの応用技術。インターネットには膨大な情報がアップロードされているが、ネット上の「住所」に相当するURLが割り当てられているため、だれでも簡単にアクセスすることができる
 
Webページはバラバラに散らばったデータを集めて表示できる

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>>>この続きは本誌をご参照ください

インターネットには、Webページの基本ファイルであるHTMLや画像、サウンド、ビデオ、アニメーションなど、さまざまなデータが蓄積されている(Webページの構成要素がすべて一カ所に集まっているとは限らない)。WebブラウザはHTMLの構造を解釈して、制作者が意図したとおりに表示する仕組みになっている




本記事は『MdN』2012年7月号(vol.219)からの転載です。
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