STEP 3 イベントリストを取得してみよう |
実際に、ひとつ目のAPIであるイベントリストを取得してみる。まず、東京アートビートAPIにアクセスするための共通関数request_tokyoartbeatを定義する[14]。この関数では、第一引数にAPIのURI、第二引数にURLに渡すパラメータを指定する。
たとえば、渋谷区・世田谷区エリアのイベントリストを取得するには、[15]のようになる。[15]は、渋谷区・世田谷区エリアのイベントリストを取得して、XML形式のレスポンスデータを解析した結果を変数resultに格納している。あとは、解析した結果をもとにイベント情報を表示するだけである。イベント情報を表示した実行結果は、[16]のようになる。
イベントリストは、APIドキュメントページにURLがすべて公開されているので、プログラムから簡単にアクセスできるように[17]の配列を定義する。ソースコードが多いため一部しか掲載していないが、web creatorsのWebサイトでダウンロードすることができる。[17]の配列は、イベントリストを区分名をキーにしたURLとイベントリスト名を組み合わせた配列にしている。このような配列にしておくことで、容易にページ上にイベントリスト一覧を[18]のように表示することができる。これを実現するためのソースコードを[19]に示す。
[19]のリンク先に指定しているURLは、今回のプログラムのファイル名なので、実際に試すときには注意してほしい。イベント情報に含まれる写真は、30px、80px、170pxの3種類のURLが取得できる。用途に応じて使い分けるといいだろう。
[14]request_tokyoartbeat関数
[15]渋谷・世田谷エリアのイベントリスト情報を取得する
[16]イベントリストの取得結果
[17]イベントリストの配列定義
[18]イベントリストの一覧表示
[19]ベントリストの一覧を表示するソースコード
[INDEX]
>>> STEP 1 東京アートビートとは
>>> STEP 2 東京アートビートAPIの使い方
>>> STEP 3 イベントリストを取得してみよう
>>> STEP 4 位置情報からイベント情報を取得してみよう
>>> STEP 5 東京アートビートAPIの応用例