TECHNIQUE | OpenType・プロポーショナルメトリクス |
OpenTypeフォントを使っていれば、文字詰めを自動で行える。Adobe Illustratorの旧バージョン(10以下)ではCID、OCFフォントを「詰め」チェックボックスで詰めることができたが、それと同じような詰まり方になる。ある程度きれいに詰まるので、作業効率をかなり上げられるだろう。ただし、自動文字詰めは若干詰まり具合が甘いので、仕上げに手詰めをすることが大切だ。
【1】Adobe Photoshop文字パレット。パレットメニュー→“OpenType”→“プロポーショナルメトリクス”で実行できる。使っているフォントがOpenTypeフォントでない場合はグレーになって選択することができない。カーニング値に「メトリクス」を設定しても同様の詰め具合になる
【2】Illustrator文字パレット。こちらは文字パレットとセットになったOpenTypeパレットがあり、そこで適用する。OpenTypeパレットには「プロポーショナルメトリクス」のチェックボックスがあるので、そこにチェックを入れるか、パレットメニューから選択すればよい。Photoshop同様、OpenTypeフォント以外のフォントを選択している場合はグレーになって選択することができない