グラデーションツールで星雲に着色を施す | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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Photoshopプロセスノート


第2回 フィルタを活用してつくる広大な宇宙のイメージ


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グラデーションツールで星雲に着色を施す

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続いて新規レイヤーを作成し、グラデーションツールを選択。ツールオプションバーでグラデーションをクリックし、グラデーションエディタを開く。ここで[プリセット]の中から[スペクトル]を選択し、[カラー分岐点]を移動したり削除するなどしてグラデーションを調節したら、[OK]ボタンを実行。続いて設定したグラデーションで全面を塗りつぶし4-1、このレイヤーを[描画モード:カラー]、[不透明度:30%]に変更4-2。さらに“変形”→“渦巻き... ”フィルタを[角度:-224]で実行し、色を調節すれば星雲の完成だ4-3


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大きな星を加えて画像に奥行きをつける

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次に大きな星を加えていく。新規レイヤーを作成して黒く塗りつぶしたあと、描画色を黒、背景色を白にしたまま“テクスチャ”→“ステンドグラス...”フィルタを[セルの大きさ:12]、[境界線の太さ:20]、[明るさの強さ:8]で実行5-1。さらに、“ぼかし(ガウス)...”フィルタを[半径:4pixel]で適用し、白い円を作成した。続いて、このレイヤーを200%に拡大し、[描画モード:スクリーン]に変更5-2。ここでイメージメニュー→“色調補正”→“カラーバランス...”で青みがかった色にしてから、Lesson2と同様に“レベル補正...”で星の数を調節した5-3


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フィルタで作成した赤い光を加えていく

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続いて光を加えていこう。新規レイヤーを作成し、黒く塗りつぶしたあと、“描画”→“逆光... ”フィルタを[明るさ:100%]、[レンズの種類:50-300mmズーム]で実行する6-1。このレイヤーを[描画モード:スクリーン]に変更してから、レイヤーを複製し、編集メニュー→“自由変形”などで拡大・縮小して光を複数配置した6-2


ワンポイント・アドバイス
画像に“描画”→“逆光... ”フィルタを適用するときに、[光源の位置]をドラッグして調節することで光の形を変えることができる。ここでは、中央に光源の位置がくるように設定して大きな星が輝いているように演出した。


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地球の画像を配置し彗星をブラシで描く

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次に地球の画像を用意し、必要な部分のみを、作業中のファイルに配置する7-1。続いてレイヤーパレットで、このレイヤーのレイヤーサムネールをCommandキーを押しながらクリック。不透明部分の選択範囲を作成したら、地球のレイヤーの背面に新規レイヤーを作成し、選択範囲を白く塗りつぶす。ここで一度、選択範囲を解除し、“ぼかし”→“ぼかし(ガウス) ... ”フィルタを[半径:100pixel ]で実行。地球がぼんやりと光っているような演出をした7-2。さらに彗星をブラシなどで描き7-3、微調整をして完成だ。


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『MdN』2009年3月号(vol.179)

本記事は『MdN』2009年3月号(vol.179)からの転載です。
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