クラフト用紙のテクスチャを手の形に切り抜く
4-1
4-2
続いて、レイヤーパレットで手のレイヤーのレイヤーサムネールをcommandキーを押しながらクリックして選択範囲を作成する4-1。次に、クラフト用紙のレイヤーを選択し、レイヤーメニュー→“新規”→“選択範囲をコピーしたレイヤー”を実行。このレイヤーのレイヤー名を「手2 」とし、手のレイヤーの背面に移動させたあと、「手2 」レイヤーを複製する4-2。この複製したレイヤーのレイヤー名を「手3」レイヤーとした。これで手の形が完成だ。
グラデーションを適用した模様を作成
5-1
5-2
5-3
今度は新規レイヤーを「手2 」レイヤーの背面に作成し、額縁の中に長方形の選択範囲を作成して、グラデーションツールでグラデーションを作成5-1。このグラデーションの不要な部分を多角形選択ツールなどを利用して削除した5-2。このレイヤーを[描画モード:焼き込みカラー]にする5-3。これで額縁の中に模様を作成できた。ここで新規レイヤーを作成し、ブラシツールで手の下に影をつけて立体感を強調しておく。
テクスチャから作成した文字を配置する
6-1
6-2
今度はクラフト用紙のスキャン画像をコピーし、新規ファイルにペーストする。このクラフト用紙のテクスチャを文字の形に切り抜いた6-1。ここで「C」の文字のみコピーし、いままでの作業ファイルにペーストしてから““色調補正”→色相・彩度... ”で赤い色に調節。さらにレイヤースタイルの[ドロップシャドウ]を実行して影をつける。同様にして必要な文字を配置してから、赤い文字のレイヤーをすべて選択し結合6-2。このレイヤーは「手2」レイヤーと「手3」レイヤーの間に配置しておく。
文字要素を手のオブジェクトになじませる
7-1
↓
7-2
続いて赤い文字を手の近くに移動させたあと、「手3」レイヤーを選択し、消しゴムツールで文字を隠している指の部分を消す7-1。これで手の上に文字が乗っているように見せられる。さらに青い文字や緑の文字を、赤い文字と同様にして作成し配置7-2。影をつけるなど微調整をしたら完成だ。
ワンポイント・アドバイス | ||
ここでは、影をつけるときに赤い文字レイヤーにレイヤースタイルの[ドロップシャドウ]と[ベベルとエンボス]を適用し立体感を演出。ほかにも青い文字や緑の文字のレイヤーの背面に新規レイヤーを作成し、ブラシツールなどで影を描いて立体感を出している。 |
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本記事は『MdN』2009年5月号(vol.181)からの転載です。
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