FEATURE ARTICLE 1
恋するブックカバーのつくり手、
川谷康久の特集
話題の少女マンガや小説のブックカバーデザインを手がけ、その革新的な表現で時代を牽引するデザイナー、川谷康久。今回は川谷康久さんの総力特集です。
川谷さんは、少女マンガ雑誌「別冊マーガレット」や、単行本だと「アオハライド」「君に届け」「青空エール」「俺物語!!」「虹色デイズ」「ひるなかの流星」、さらには文庫レーベル「新潮文庫nex」のフォーマットなど、数多くのヒット作のブックカバーデザインを手がけています。
そして、そんなエンターテイメントのど真ん中において、新しいブックカバーデザインの表現を打ち出し続ける、今のブックデザイン界においても最重要人物です。
本特集では、今まであまり語られてこなかった川谷康久のデザインの手法や功績、考え方を紹介していきます。
ブックカバーに革命を起こしたデザイナー
川谷康久のすごさ10
まずはデザイナー川谷康久のすごさを、その技術や功績、考え方など10の切り口から紹介。
デザイナーだから分かる川谷康久のデザインの革新性
インタビュー 染谷洋平[BALCOLONY.]
同業者であるプロのデザイナーの視点から川谷さんの革新性について考察したインタビュー記事。
マンガ家だから分かる川谷康久のブックカバーデザインの魅力
インタビュー 米代 恭(『あげくの果てのカノン』作者)
自身の作品のブックカバーデザインを川谷さんにお願いしているマンガ家、米代 恭にインタビュー。
川谷康久デザインワークス
川谷康久が過去10年間で手がけたブックデザインの一部を年別にそれぞれ紹介。
川谷康久のカバーデザインの作り方
川谷さんのブックカバーの作り方や、制作時の視点を事例ベースで紹介していくメイキングコーナー。
少女マンガのブックデザイン史
川谷康久の手がけるカバーデザインが登場するそれ以前、以後の少女マンガのブックデザインの歴史を紹介。解説は少女マンガ研究家の小田真琴。
川谷康久インタビュー
特集の最後には、川谷さん本人に取材を刊行。その制作スタイルやブックカバーデザインについて、さらにこれまでにあまり語ることのなかったデザイナーとしての考え方を伺った。
表紙連動、巻頭グラビアページ
「ブックカバーに、恋するということ」出演 山田杏奈
表紙連動の巻頭グラビア記事。出演は女優の山田杏奈さん。
実写やアニメーションなどの分野で知られるビジュアル・エフェクト。「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」などの視覚効果演出のことを指します。
本ムックでは、アニメにとどまらず、イラストや漫画なども含め、エフェクト表現=「爆発」「液体」「炎」「煙」「魔法」の描き方、楽しみ方を解説・紹介していきます。エフェクトの名手たちのインタビューも充実。エフェクトに興味がある人なら保存版のムックです。