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[technique 06]ブラウザ表示のズレをより詳細に比較・確認する

2024.4.23 TUE

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──サイトチェックに使えるツール(1)


[technique 06]

ブラウザ表示のズレをより詳細に比較・確認する

文=松本龍之((株)オルトスタック)

Tool
Adobe BrowserLab
URL browserlab.adobe.com/

ピンポイント活用

ブラウザでのWebサイト表示確認は地味ながら重要な作業だ。各ブラウザの旧バージョンも含めると、相応の手間と設備が必要になる。「Adobe BrowserLab」は、これらWeb制作者の手間を軽減し、複数のブラウザで表示確認ができるブラウザ比較サービスだ。現在、プレビュー版公開中でIE 8/7/6、firefox3.5/3/2、Safari 4/3、Chrome 3など実にさまざまなブラウザ表示ができる。「Oni on Skin」モードでふたつのブラウザを重ねて表示すれば差異は一目瞭然。MSゴシック、メイリオ、ヒラギノなどシステムフォントによる見え方の違いも確認でき、どこまでも詳細なチェックと比較が可能だ。右クリックでキャプチャ画像を保存できる点も便利だ。ほかにもShiftキーでGhostカーソルを出現させたり、Command(Ctrl)キーを押すと画面のドラッグ操作ができ、ルーラー/ガイド表示できたりするなど、使い勝手もかなりよい。反面、リンクの推移やJavaScripitの動作確認はできない点は注意したい。


ログイン後の画面でURLを入力し対象ページを読み込ませる
ログイン後の画面でURLを入力し対象ページを読み込ませる


[View]ボタンで「2-up」、「OnionSkin」(重ね)ルーラー表示を設定
[View]ボタンで「2-up」、「OnionSkin」(重ね)ルーラー表示を設定


「Browser Sets」ボタンで読み込むブラウザを取捨選択できる
「Browser Sets」ボタンで読み込むブラウザを取捨選択できる


OnionSkin表示とガイドを利用すれば細かい表示の違いを確認できる
OnionSkin表示とガイドを利用すれば細かい表示の違いを確認できる


使用に際してはあらかじめAdobe IDの取得が必要だ
使用に際してはあらかじめAdobe IDの取得が必要だ


[INDEX]
>>> [technique 01]Webサイト上の指摘内容を図でわかりやすく共有する
>>> [technique 02]HTML/CSSなど様々な構文をエラーチェックする
>>> [technique 03]Webサイトの背景情報を調べて提案書に活用する
>>> [technique 04]キーワードの含有率を自動でチェックし適正に調整する
>>> [technique 05]内部SEO基礎対策に簡単に応用する
>>> [technique 06]ブラウザ表示のズレをより詳細に比較・確認する


COVER101

本記事は『web creators』2010 vol.101からの転載です。本特集全記事は誌面で読むことができます。
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