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Web制作会社おすすめ! クラウドと専用サーバの“いいとこ取り”を実現した新世代のホスティングサーバ「RouteCloud」

2024.4.20 SAT

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RouteCloud


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◆フルマネージド・サービスを長年追究してきたスカイアーチならではのこだわりを具現化

──クラウドと比べて優れている点として、ほかにどんな点が挙げられますか?

大村●パブリック・クラウドサービスの多くは従量課金制ですが、「RouteCloud」は月額料金が決まっているので、予算を立てやすいという点が大きいと思います。また、ハードウエアやネットワークのリソースを専有できるのも大きなメリットです。クラウドの場合、アクセスが多いと以前よりかえって料金が高くなる場合も多いですし、パフォーマンス的にも不安定になってしまうこともあります。「RouteCloud」の場合、ネットワーク回線は100Mbpsの共有回線で、通常の利用なら十分な回線容量だと思います。

──スカイアーチネットワークスが提供するホスティングサービス全体の中で、「RouteCloud」はどのような位置づけになるのでしょうか?

大村●当社はこれまで長年の間、フルマネージド・サービスを中心に展開してきました。レンタルサーバそのものの品質はもちろんですが、それと同じくらい運用サービスにもこだわりを持っておりますし、他社のレンタルサーバのroot権限をお預かりして、運用代行だけを提供するケースも珍しくはありません。このようなフルマネージド・サービスの場合、導入の段階からお客さま個別の要望に応じて細かく対応することが可能ですが、その分だけコストもかかります。それに対して「RouteCloud」は、とにかく低価格と導入までの早さを優先したサービスです。フルマネージド・サービスに比べて自由度は低いですが、その分、小回りが利くわけですね。フルマネージド・サービスを追究してきた当社が、このような低価格帯でセルフマネージド・サービスを提供するとどのような形になるのか、そのこだわりを具現化したサービスが「RouteCloud」と言えるでしょう。


大村昌之氏


──サーバにトラブルが起きた場合の対処は?

大村●障害発生時はご依頼いただければサーバを再起動します。再起動するOSはゲストOSとホストOSのどちらでもお受けします。OSやミドルウエアのトラブルについては、セルフマネージド型ということでお客さまご自身で対応していただくことになりますが、ハードウエアに障害が起きた場合は、初期設定の状態のサーバを最短10分ですばやくご用意いたします。

──「RouteCloud」のユーザーが運用代行サービスの必要性を感じたときには、相談に乗ってもらえるのでしょうか?

大村●もちろんフルマネージド・サービスへのステップアップをお考えの場合は、ご満足いただけるようなサービスを提供する用意があります。最初は「RouteCloud」をご利用いただいて、その上で新たなご要望が発生した場合も、「ここから先はやりませんよ」とお断りするのではなく、有料ではありますが「どこまでもお付き合いします」という姿勢で対応させていただきます。そういう意味では、「RouteCloud」単体では利益を上げることをほとんど目的としていませんので、お客さまにとってはかなりお得なサービスだとも言えます。当社としては、お客さまに喜んでいただければそれで満足だと考えていますので。


大村昌之氏


──今後は「RouteCloud」をどのように発展させていく方針ですか?

大村●今後は低価格のコースや上位コースなど、ラインナップを増やしていこうと考えています。まずは今回のサービスを提供してお客さまの声をお聞きして、その反響次第ということですね。

──Web制作会社にとっても便利なサービスになりそうですね。

大村●「RouteCloud」の提供開始にあたって、Web制作会社さまからは本当に色々なアドバイスをいただきました。細かい要望としては、「異なるバージョンのPHPを入れたい」とか、「コンテンツをテスト環境から本番環境に同期させるときに時間を指定したい」とか、「Webmin上にヘルプデスクの問い合わせ方法を掲載してほしい」など、さまざまな声があります。今回の「RouteCloud」はセルフマネージド型ではありますが、私どもがこれまでフルマネージド・サービスで培ってきたさまざまな経験をうまく発揮すれば、Web制作会社の方たちにとって非常に使い勝手のいいサービスに育てていけるのではないかと考えています。「RouteCloud」はまだまだ成長過程のサービスですし、お声をいただければどんどん反映していきますので、Web制作会社や開発会社の方はぜひご利用してみてください!

──ありがとうございました。


大村昌之氏



問い合わせ先:(株)スカイアーチネットワークス
URL:http://www.skyarch.net/

「RouteCloud」
URL:http://route.skytown.ne.jp/



(取材・文=片岡義明、撮影=web creators編集部 2011年1月17日)

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