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BiND6によるサイト制作とデザインから公開までの流れ

2024.4.25 THU

【サイトリニューアル!】新サイトはこちらMdNについて
icon BiND6によるサイト制作とデザインから公開までの流れ

ここからは、実際にBiND 6を使ってWebサイトを制作する流れを解説する。洗練された機能群を組み合わせて、手間なくサイトをデザインしコンテンツを公開できることがわかるはずだ。
 BiNDがあれば、Web制作の初心者でも比較的クオリティの高いWebが効率良く制作できる。なぜなら、BiNDは、デザイン性の高いテンプレート群を備えているだけでなく、直感的なユーザーインターフェイスで操作しやすいためだ。
 BiNDでのサイト制作は、サイトとして完成しているテンプレートを選択するところからスタートする。そのうえで、直感的なエディタを使い、個別の要素を編集するという流
れで行う。サイトテンプレートの中には、構成もよく使われるものがあらかじめ用意してある。
 ブロックエディタがコンテンツを編集するおもな画面で、もっとも長い時間利用するインターフェイスだ。この編集画面が今回「スマートモード」を搭載したことで、初心者にもやさしく複雑なレイアウトが編集できるように改良された。テンプレートから少しカスタマイズし、より多くの機能を使いたいときは「エ
ディタモード」を使用する。どちらのモードでも、グラフィックソフトと同じ感覚でWebデザインが行える。
 また、BiNDのテンプレートには最新のWebデザインのトレンドが反映されている点もうれしい。従来はテンプレートのサイト幅は850px幅固定だったが、BiND 6では時流に合わせてワイド設計のものも増えた。新しく加わったCSS詳細設定と合わせて、プロユースのカスタマイズ性を備えているといえる。

step1
「サイトシアター」からテンプレートを選択する
step2
サイトエディタでサイトの構造を確認する
BiNDを起動すると「サイトシアター」画面が開く。ここでは、PCサイトだけでなく、スマホ、Facebookページ、ECサイト、WordPressなど、あらゆ るWebスタイルを想定した140種以上のテンプレートが目的別に並ぶ。 サイトエディタでは、選んだテンプレートのサイト構造が確認できる。ページ全体が「ヘッダ」、「ビルボード」、「メイン」、「サイド」、「フッタ」のエリアごとにブロックで分けられている。ブロックをダブルクリックするとエディタが開く。
「サイトシアター」からテンプレートを選択する
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サイトエディタでサイトの構造を確認する
(▲クリックで拡大)
サイトエディタでサイトの構造を確認する
(▲クリックで拡大)

step3トップページのタイトルをスライドショーにする
BiNDではグラフィックを使った、スライドショーなどのアニメーション効果が簡単に作成できる。動きのスタイルを選択し、画像を読み込む。これだけで高度なjQueryアニメーションが適用できる。また、スライドショーの各画像にはテキストやリンクが設定可能だ。
トップページのタイトルをスライドショーにする
(▲クリックで拡大)
トップページのタイトルをスライドショーにする
(▲クリックで拡大)
トップページのタイトルをスライドショーにする
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step4
スマートモードで段組みをレイアウト
step5
ロールオーバーするメニューをつくる
レイアウトは自由に配置することもできるが、「スマートモード」を使えば、すでにあるレイアウトから文字や画像を差し替えていくだけでよいため手っ取り早い。なお、レイアウトパターンは記事やアルバムなどコンテンツによって異なる80種類以上が用意されている。 マウスオーバー時に画像に変化を付けるロールオーバーボタンなどは、専用に画像を用意しなくてもリンクツールの一環として作成できる。画像パーツのオプションにある”ロールオーバー画像...”メニューから暗い、明るいなどのロールオーバー時の変化を設定する。
スマートモードで段組みをレイアウト
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ロールオーバーするメニューをつくる
(▲クリックで拡大)
ロールオーバーするメニューをつくる
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step6 「SYNC」でソーシャルメディア連携パーツを挿入
各種Googleのサービスや、TwitterやFacebookなどの外部のWebサービスと連携するボタンを挿入できるのがSYNCという機能だ。ツイートボタンやタイムラインなどの貼り付けも、サイズやレイアウトがいくつかあるので、制作しているサイトの雰囲気に合ったものを選ぼう。プレビューしながらまとめて設置できるため効率的だ。
「SYNC」でソーシャルメディア連携パーツを挿入
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「SYNC」でソーシャルメディア連携パーツを挿入
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適用結果
「SYNC」でソーシャルメディア連携パーツを挿入
(▲クリックで拡大)
「SYNC」でソーシャルメディア連携パーツを挿入
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step7 サイトにショッピングカートを組み込む
BiNDの専用サーバ「WebLiFEサーバー」と契約すると、ショッピングカートをページに設置できる。あらかじめサーバ上で登録した商品情報をBiNDの「BiNDカート」パーツを使って設定すると、このようにレイアウトはほぼ自動で行える。
サイトにショッピングカートを組み込む
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サイトにショッピングカートを組み込む
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step8
サーバへアップロードする
step9
サイトのデザインから公開までがスムーズに完了
サーバ設定は、「設定」ボタン→”サイト設定”から行えるので、別途FTPソフトは不要だ。FTPサーバの情報を保存したら、「アップロード」ボタンで公開。2回目からの更新は差分データだけアップロードするので時間がかからない。 サイトをアップロード完了後、ブラウザでチェック。BiNDは主要ブラウザでの閲覧の互換性を保つのでレイアウト崩れも心配ない。原稿や素材の揃った状態からスタートすれば、このような流れで数時間~3日程度でしっかりしたサイトができるのがわかるはずだ。
サーバへアップロードする
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サイトのデザインから公開までがスムーズに完了
(▲クリックで拡大)


BiND 6のそのほかの注目機能
ロゴやボタンなどのグラフィック制作ソフト「SiGN」が付属
映像や地図などを貼り込むWebサービス連携機能を搭載
スマートフォンサイトに対応したテンプレートを多数用意
Facebookページを作成しアプリ登録までウィザード形式で行える
共有ブロック機能で各ページの共通デザイン部を一気に更新
witterやFacebookのフォロワーに一括告知が可能
流行のインタラクティブなjQueryプラグイン効果が簡単にできる
ショップの問い合わせフォームや予約フォームを簡単に作成
WebサイトのデータはDropboxでオンライン共有できる
Googleアナリティクスの設定に対応してアクセス解析が可能



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