Lesson2 墨のにじんだ質感 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-
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第5回 レイヤースタイルでつくるアナログ風の質感表現


 Lesson 2
 パスを活用して墨のにじんだ質感を表現する

1新規レイヤーを作成し、レイヤー名を「和紙模様2」に設定する。カスタムシェイプツールのツールオプションバーで、[塗りつぶした領域を作成]、[シェイプ:花1]を選択し、ピンクや水色などの色で模様を描く 1-1 。このレイヤーに、“ぼかし”→“ぼかしガウス... ”フィルタを[半径:5pixel]で実行。「和紙模様2」レイヤーを[不透明度:40%]に変更し、背景となじませた 1-2

1-1
1-1

1-2
1-2



2続いて、テキストツールで文字を入力する 2-1 。そしてレイヤーメニュー→“テキスト”→“作業用パスを作成”を実行し、レイヤーパレットでテキストレイヤーは非表示にしておく。そして新規レイヤーを作成して、レイヤー名を「ロゴ」と設定する。次に、描画色を茶色に変更し、ブラシツールを選択。パスパレットメニュー→“パスの境界線を描く...”を、[強さのシミュレート]にチェックをして適用する。これを繰り返し、計2回実行した 2-2

2-1
2-1

2-2
2-2



3次に、「ロゴ」レイヤーにレイヤーメニュー→“レイヤースタイル”→“光彩(外側)...”を 3-1 のように適用し、実行する。これで和紙に墨がにじんだような効果になった 3-2

3-1
3-1


3-2
3-2




4さらに「ロゴ」レイヤーを選択した状態で、レイヤーパレットの[ロック:透明ピクセルをロック]をクリック。そのあと、描画色を赤に変更する。グラデーションツールを選択し、ツールオプションバーで[描画色から透明に]と設定。そしてグラデーションをロゴに重ねる。さらに描画色を黒に変更し、グラデーションを部分的に重ねて微妙な色合いを表現した 4-1

4-1
4-1



5新規レイヤーを「ロゴ」レイヤーの背面に作成し、レイヤー名を「筆模様」と設定。次にパスパレットメニュー→“新規パス...”を実行する。続いてカスタムシェイプツールを選択し、ツールオプションバーで[パス]に変更してから、模様を描く 5-1 。描画色をピンクに変更し、パスパレットメニュー→“パスの境界線を描く...”を適用する 5-2 。これで新たな花の模様が追加された。

5-1
5-1

5-2
5-2



6最後に、レイヤーパレットで「ロゴ」レイヤーの[効果]という文字をoptionキーを押しながら「筆模様」レイヤーにドラッグ。にじんだような効果を模様に追加する。あとはテキストを加えて完成だ 6-1

6-1
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